ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

サッカーJ3(3部リーグ)のギラヴァンツ北九州の
今シーズンの戦いが12月3日(日)に終わりました。
年間32試合戦うJ3。
今シーズンのチーム成績は、13勝7分12敗で勝ち点46。J3所属17チーム中9位。
J2(2部リーグ)昇格条件となる2位以内には入れず、
目標であった1年でのJ2復帰は残念ながらなりませんでした。

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原田武男監督(今シーズン限りで退任)は、
「J2昇格が義務付けられている我々のようなクラブにとって
J3での戦いは、勝たなければならない、取りこぼしは許されない環境での戦いでした。
J2ライセンス(J2で戦う資格)を持たないクラブもあり、
我々との試合に対する考え方の違いもあるなどしたため分析も難しかったです。

また自分の理想とするサッカーを追求する以上に、勝利を収めなければならない現実があった。
まずは選手たちが勝つために1番良い選手起用、選手の組み合わせ、戦術を考えて1年間戦いましたが、
J3ならではの難しさがありました。」
と振り返りました。

原田監督の言葉を裏付けるように、32試合戦う中でのスターティングメンバーは、なんと23通り。
選手のけがなどもあり、なかなかメンバーが固定できず、苦しんだ様子がここからも伺えますし、
実際にゲームを見ていて、チームは安定感に欠けるというか、良い時もあれば悪い時もある、
チームとして完成されていない印象が否めませんでした。

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しかし、その中で今シーズン、キラリと輝きを放った選手もいました。
MF(ミッドフィルダー)の花井聖(はない しょう=28才)選手です。
花井選手は名古屋グランパスの下部組織の出身。
トップチーム昇格後もピクシー(妖精)こと、
サッカー界のレジェンド、ドラガン・ストイコビッチ監督のもとで起用されるなど
若い頃からキラリと光るものを持っていた選手です。

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足下のボールコントロールの上手さ、チャンスを広げる的確なポジショニング、
パスのうまさ、相手ゴール前へ進入して積極的にゴールを狙う姿勢は見ている者を惹きつけます。

プロ10年目の花井選手。
今シーズンの成績は29試合に出場し7得点(J3とはいえシーズン自己最多)。
試合出場時間は2397分間。
試合出場数はチームトップタイ。
得点数は池元友樹(いけもと ともき)選手に次いで2位。
出場時間はチーム5位という内容でした。

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花井選手に話をきくとこんな応えが返ってきました。
「1年間、起用してもらって自分の中でも落ち着きも出てきましたし、
試合を重ねる度に安定したプレーが出来るようになってきて、
それが結果にもつながってきたと思うので個人的には充実した良い1年になりましたけれど・・・、
これだけ使ってもらってチームをJ2昇格に導けなかったのは、監督だけの責任ではないと思っています。
チームとしては目標達成出来なかったのですごく残念な1年でした。

チームとして守備はある程度やれている手応えはありました。
攻撃面で安定して点が取れなかったのは、
勢いであったり、最後のシュートの精度が低かったり、またラストパスの質だったり・・・、
ボールに対する執着心みたいなものが足りなかったのかなと思います。

個人としては収穫と反省の多い1年でしたから、
この経験を来年に、これからのサッカー人生につなげられるよう、
ラストパスの精度、シュートへの意識を高めながらシュートの精度も高めていきたいですね。
日々努力していくだけかなと思っています。」
と穏やかな中にも力強い口調で話してくれました。

来年の花井選手は、もっともっと光り輝く存在になっていく予感がします。

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<今日のひと言>
「凡」も極めれば「非凡」になる!

(何事も努力を続ければ1ステップ上の力が付くはずです!!)