ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

アナウンサー・キャスター

2019年08月22日 (木)

空を見上げてみませんか?

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
毎日空を見上げていると、雲や空の色彩や繊細な形の変化に感動することがあります。
皆さんにも、お気に入りの空があるかも知れません。

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今回は、そんな空を彩る雲についてご紹介します。
雲の名前や、どんな天気になるかがわかると、空を見るのがもっと楽しくなると思いますよ。
さっそく雲の種類から見てみましょう。

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雲は発生する高さと形によって、国際的に決められた10種類に分類することができます。
それが「十種雲形」です。
まず、発生する高さによって、「上層」「中層」「下層」の雲に、
さらに形によって、横に広がる「層状雲」と縦に発達するような「塊状の雲」に分けることができます。

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写真で見てみますと、巻積雲は魚のうろこのように見えることから、
「うろこ雲」や「いわし雲」と呼ぶことがあります。
高積雲はひつじのように見えることから、「ひつじ雲」と呼ぶことがあります。

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また、夏によく見られる「わた雲」と呼ばれる積雲は、成長すると・・

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「入道雲」や「雷雲」と呼ばれる、積乱雲に発達します。
10分から30分くらいの短い時間で、これだけ成長することもあります。
積乱雲は急な雨や雷雨といった天気の急変をもたらす雲です。

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積乱雲は下から見ると黒い雲ですので、
真っ黒な雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえてきたり、
急に冷たい風が吹いたりしてきたときは、天気が急変するサインです。
夕立は、数十分でやむことが多いので、建物の中に移動するなどして、
やむのを待つのが良いかもしれません。

続いて、秋によく見られる雲、巻積雲や巻雲もご紹介します。

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「うろこ雲」や「いわし雲」は秋の季語にもなっていて、秋の代表的な雲です。
また、刷毛でサッと掃いたような巻雲「すじ雲」も秋の空を彩っています。

夏から秋に移り変わる今の季節は、
もくもくとした夏の雲と、すーっと伸ばしたような秋の雲が一緒に見られることがあります。

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このような空を「行合の空(ゆきあいのそら)」と表現します。
「行合」とは、夏と秋など隣り合わせの2つの季節にまたがることを言います。
風情を感じる素敵な空ですよね。

さて、最後に豆知識です。皆様、雲の数え方はいくつ思い浮かびますか?

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実は、雲の数え方は10個以上あると言われています。

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分かりやすいものをご紹介すると、
飛行機雲ははっきりと長く伸びている場合は「本」で数えることもありますが、
途切れていたり、薄く消えかかっていたりする時は「筋」で数えます。
他にも、細長いものや筋状のものを数える「条」を使うこともあります。

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そして、夏によく見られる入道雲は「座」で数えます。
「座」という数え方は、座っている大仏様を数える時に使いますが、
大きな入道雲を大仏様に見立てて「座」で数えるようになったと言われています。

また、雲一つない青空のことを、
「一抹の雲もない空」「一塵の曇りもなく晴れ渡った空」などと表現することもあります。

刻々と変わる空を彩る様々な雲は、その姿かたちによって、様々な数え方ができます。
ぜひ空を見上げて、季節の移ろいを感じて、お気に入りの空を見つけてみてください。

こんにちはー!!藤重です。

暑いですね…。蒸し風呂みたい。笑
以前の暑さは単に暑い!ってだけでしたが、いまはすっかり「蒸し」暑いです。
前のブログを書いた時点ではつけていた加湿器をさすがに消し、
エアコンの除湿機能を使う日々です。

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リバーウォーク北九州周辺の緑も日を浴びてますます青々と輝き、草も元気よく伸びています。
自然の生命力をひしひしと感じています。
また、人間にとっても、夏祭りで力強い勇壮な演技を繰り広げたり、
お盆の集まりなどでおなか一杯食べたり飲んだりと、
夏はいつも以上に力があふれているように感じます。

祭りと言えば、先日、わっしょい百万夏祭りが行われましたよね!

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私も生中継してきました!
北九州のヒーロー、キタキュウマンとも初対面です。
放送ではマスクを脱いでくれました!
北九州ではおなじみでしょうが、中の人、イケメンですね…。笑

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夏祭り大集合も見てきましたよ~。
去年は転勤直後でバタバタして行けず、一年ごしのお祭り見物です。
小倉祇園太鼓も、初めてきちんと見ることができました。
5市合併でできた北九州らしく、地域ごとに異なる文化をまざまざと感じ、面白かったです。

さて、先日、「NHKジャーナル」「三宅民夫のマイあさ!」に出演しました。
テーマは、「虐待を受けた少女たちの居場所」。

https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/nhkjournal20190716.html

詳しくは上記の「読むらじる。」を見ていただきたいのですが、
世の中に居場所を見つけられず、生きづらさを抱える人へ
何かメッセージを届けられればと考え、取材しました。

どういう支えの中で、人は生きていけるのか。
春にセンバツ甲子園でリポーターをしたときのブログにも書きましたが、改めて考えさせられました。
また別番組でもお伝えすべく、いま、取材を続けています。

 

他人の命に関心を持たず、どことなく不寛容。こんな時代が行きつく先はどこなんだろう。
そういう思いを持ち、いまの時代に響く平和へのメッセージを
「アート」で描こうとしている方の取材も行っています。

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大阪出身で、10年前から北九州市門司区にアトリエを構える、イラストレーターの黒田征太郎さん。
いま、漫画家・手塚治虫さん原作の「鉄腕アトム」を題材に、
平和へのメッセージを若い世代に伝えようとしています。

先日北九州では放送しましたが、
8月20日(火)「おはよう日本」午前7時台で全国に放送することになりました。
そのロケで、黒田さんのギャラリーがある大阪へ行ってきました。

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場所は心斎橋。1983年に黒田さんが描いた壁画が街のシンボルです。

 

黒田さん自身、太平洋戦争末期、自宅が空襲に遭い、
不発弾だったため奇跡的に命を救われたという経験があります。
そこから、命とは何か、生きることの意味について深く考えるようになったと話します。

「地球上に戦後は一度も訪れたことがない。戦争は人間の性である」と語る黒田さん。
だからこそ、命とは何か、生きることの意味って何だろう、と常に問い続けないと、
人間は簡単に戦争を起こしてしまうといいます。
ことし80歳になった黒田さんが、新たに「アトム」に託す平和への思いとは何か。

 

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私も東京で制作作業にあたります。
8月20日(火)、全国放送「おはよう日本」午前7時台、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

お互い暑い夏を乗り切りましょう!!

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
8月に入って夏真っ盛り、学生さんたちは夏休みを満喫中でしょうか?
私も先週末は鹿児島に遊びに行ってきました!
写真はJR日本最南端の駅です。

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線路の先には開聞岳が良く見えました。素晴らしい絶景です。

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読んでくださっている皆様の中にも、こういった山へのレジャー、
そして川や海に出かけようと計画されている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は夏のレジャーの際に気を付けていただきたい
天気のポイントをご紹介していきます。

まず、山のレジャーです。
ポイントは「山の天気は変わりやすい」ということです。

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それは、山では斜面に沿って
風が上がったり下がったりすることがあるからです。
平地から湿った空気が山にぶつかると、風は山を駆け上り、
雨雲を発生させます。
逆に吹き降りる形になると、雲はできにくく、晴れの天気となってきます。
つまり、山では風向きが変わると
天気がガラッと変わってしまうことがあるのです。

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特に、上空に寒気が流れ込んでいたり、地上の風が暖かく湿っていると、
雨雲は発達しやすくなります。
「大気の状態が不安定」という言葉を聞いたら要注意です。
登山の計画を延期するなど検討なさってください。

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そんな天気の急変には、
黒い雲が近づいてきたり、雷の音が聞こえてきたり、
急に冷たい風が吹いてきたりなどの前兆があります。
これは山沿いだけでなく、街中でも同じです。
このような変化を感じたら、
まもなく激しい雨や雷がやってくるおそれがありますから、
山に登っている場合には、速やかに下山の用意をなさってください。
また、もし雨に濡れて体温が下がると、
低体温症になってしまうおそれがあります。
登山の際はレインコートなどの雨具に加え、
防寒着も忘れずに持っていくようになさってください。

続いては、川のレジャーです。
川では、今遊んでいる所で晴れていても、「急な増水に注意」が必要です。

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これは、先ほどお伝えした山での天気変化が関係していて、
山で降った雨が下流に流れてきて、急に増水することがあるためです。
そんな川の増水にも予兆があります。
例えば、急に川に濁りが出たり、枝や落ち葉が流れてきたりしたら、
川の水が急に増えるサインです。
すぐに川から上がり、避難してください。

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また、急な増水により水没しやすいのが、河原や中州です。
特に中州は増水すると逃げ場がなくなり、取り残されてしまう危険性があります。
川沿いでキャンプなどをされる際は、こういった場所を避けて、
テントを張るようにしてください。

最後に海のレジャーです。
海では高波などにも十分注意をして頂きたいのですが、今回のポイントはこちら。
「海では落雷に注意」です。

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グラウンドやゴルフ場での落雷事故は聞いたことがあるという方も
いらっしゃるかもしれません。
グラウンドなどで人への落雷事故が起きてしまうのは、
雷は開けた場所では人に落雷する恐れがあるからです。
それは海も例外ではありません。
平成17年7月、千葉県白子町の海水浴場では、たった一度の落雷で、
1人が亡くなり、一時心肺停止した人を含め、
8人がけがを負う大きな事故が発生しました。
これだけ被害が拡大したのは、電気が海の中を伝わり、浜辺にまで達したからです。
雷雲が近づいている場合は、
海から上がって、建物や車の中など、できるだけ安全な場所に避難をしてください。

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近くに安全な場所がない場合は、
「保護範囲」と言われる場所に退避する方法があります。
保護範囲とは、電柱など高いもののてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、
そこから4m以上離れた所のことを指します。
電柱などが避雷針のような役割を果たし、雷の直撃を受けにくくなります。
ポイントの一つは、ある程度距離を取ることです。
近づきすぎると、そばにいる人や物にも電流が流れてしまう「側撃雷」のおそれがあります。

レジャーに行く際は、天気予報をしっかりと確認して、
もし急な雨や雷雨などに見舞われたら、
適切な行動をとれるようになさってください。
また、熱中症対策も忘れず、元気に、そして安全に、
夏のレジャーを楽しんでくださいね!

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
九州北部も梅雨明けし、強い日差しが照り付けています。
じりじりと暑く、立っているだけで汗をかいてきます。

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今年の九州北部の梅雨明けは7月24日です。
平年より5日遅く、昨年より15日遅い梅雨明けとなりました。

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今年は梅雨の期間が1か月程度と比較的短くなりました。
というのも、梅雨入りが6月26日と過去最も遅くなったからです。

北九州では梅雨入りしてからも、
まとまった雨が降らない状況が続いていましたが、
7月18日~21日にかけては、
梅雨前線や台風からの湿った空気の影響で大雨となりました。
この期間に200ミリを超える雨が降ったということで、
各地の梅雨の総雨量は以下のようになっています。

梅雨の期間の総雨量(平年比)
▼八幡西区 302.5ミリ(92%) ▼行橋市   404.0ミリ(113%)
▼飯塚市  435.5ミリ(122%)    ▼添田町   483.0ミリ(129%)

この雨で、北九州・筑豊地方のダムの貯水率も回復しています。
23日現在、貯水率は80%を上回っている所が多く、
先月27日には貯水率が10%を割り込んでいた
油木ダムでも50%くらいに回復しています。

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ただ、油木ダムを水源としている行橋市や苅田町では、
梅雨明け後、雨があまり降らなくなることを見込んで、
家庭に送る水の量を抑える「減圧給水」を続けています。
引き続き、節水を心掛けた方がよさそうです。

そして、もう一つ気をつけて頂きたいのが熱中症です。
梅雨明けとともに、本格的な夏の暑さがやってきます。

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23日は二十四節気の一つ「大暑」で、これから「立秋」にかけて
一年で最も暑さが厳しくなるとされています。
今年はまさに暦通りの暑さとなりそうです。

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この先、最高気温は32度から33度が予想されています。
さらに最低気温も25度以上の熱帯夜の日が多く、体に堪える暑さとなりそうです。
熱中症には今まで以上に注意をするようにしてください。

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北九州市では、22日までの1週間で6人の方が熱中症で救急搬送されています。
中には屋内で熱中症になったり、夜間に搬送されたりした方もいらっしゃいます。
風がなく蒸し暑い日は、夜間でも注意が必要です。

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また、熱中症は、梅雨明けなど急に暑くなった時に多く発生する傾向があります。
これは体が暑さに慣れていないためです。
これからは今まで以上に日差しが強く、気温も高くなっていく予想です。
ですから、朝晩の比較的涼しい時間帯に、ウォーキングなどの軽い運動をして、
少しずつ体を暑さに慣らしていく必要があります。

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その他の熱中症対策のポイントです。
1つ目は、まずは、のどが渇く前に、こまめな水分・塩分補給を心掛けること。
2つ目は、通気性や吸湿性に優れた、締め付けのない涼しい服装を選ぶようにすること。
3つ目は、日陰を選んで歩いたり、帽子や日傘を使うなど、直射日光を避けること。
4つ目は、室内でも油断をしないことです。
特に高齢者は温度や湿度に対する感覚が弱くなるため、
暑さを感じにくくなりやすいと言われています。
部屋に温度計を置いて、部屋の室温が28度を超えないよう
心掛けることも効果的だと思います。

熱中症に十分注意をして、夏の暑さを乗りきっていきましょう!

こんにちはー!!
アナウンサーの藤重です。

7月1日(月)に「ニュースブリッジ北九州」の中で放送した、筑豊地域で初めて、
発達障害の啓発団体「Warm Blue IIZUKA」を立ち上げた女性への
インタビュー内容を、ブログでもご紹介します。

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藤 重 )
「発達障害の子どもには、ことばの発達の遅れや、
じっとしていられず動き回るなどの特性があります。
いま、小中学生の15人に1人が、その可能性があるとも言われています。」

廣瀬アナ )
「1クラスに2人くらいの割合となり、身近な存在ですよね。」

藤 重 )
「そんな中、去年7月、4人の仲間とともに、市民団体を立ち上げた女性がいます。
相本ゆかりさんです。
筑豊地域で初めてとなる、発達障害の啓発団体「Warm Blue IIZUKA」を立ち上げました。
活動に込めた思いを、取材しました。」

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今年4月、相本さんは、飯塚市役所を青色にライトアップしました。
青は、発達障害の一つである自閉症のシンボルカラーです。

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相本さん )
「市役所という目立つ建物をライトアップしたことで、発達障害を知らない方も、
近くを通りかかったら飯塚市役所が青く染まっていて、
『ああ、何だろう』というところから、
『発達障害について知ってください』と思っている人たちがいて、
それで青く染めているんだと興味を持っていただいたり、
興味関心の入り口となったりしている場面があったのかなと思います。」

藤 重 )
「発達障害をめぐる地域の現状、どういう風に感じていますか?」

相本さん )
「飯塚に限らないと思うんですけど、発達障害という言葉だけが先走ってしまって
『発達障害って何なんだろう』って、ちゃんとわかってない方も多いですし、
不安ばかりをかき立てられている方も多いです。
実際(ある子が)発達障害だとわかったところで、『じゃあどうしたらいいんだろう』という
一歩先のところまで理解が進んでいない、現状があるので、
そういったところに情報を伝えることができたらいいなと、活動を始めました。」

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相本さんは、ふだん、飯塚市にある発達障害の子どもたちを支援する施設で働いています。
ことばの発達をサポートする言語聴覚士として、飯塚市に移住した5年前から、
筑豊地域で初めて、発達障害の子どもに、ことばの訓練を行ってきました。

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この日は、思っていることをうまく話せない子どもに対して、
カードを使って、気持ちをことばで表す訓練を行っていました。
まず子どもに、自分の好きな色を選んでもらいます。

子どもが「オレンジ色のペンがほしい」と、カードを使って相本さんに伝えます。
すると相本さんは「オレンジ、下さい」と、
ことばで思いをどう表現するか、子どもに口に出して練習してもらいます。
こうした訓練を重ねることで、
子どもは、少しずつ思っていることを口に出し、
コミュニケーションがとれるようになるといいます。

日々、子どもや保護者と向き合う中で、啓発活動の必要性を強く感じ、
団体を立ち上げたという相本さん。
字を書く、話すなどのコミュニケーションを教える中、
どんな課題を感じてきたんでしょうか。

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相本さん )
「たとえば字が上手に書けないことです。指先が不器用で字が上手に書けないというときも、
ちょっと汚かったりするとバツがついたりするときがあるんです。
でも本人たちはふざけて汚い字を書いているわけではなくて、
本人なりにがんばって書いている字だったりします。
そういったときに、ちゃんと書かないからだとか、集中しないからだとか、
例えば漢字を10回書けば書けるようになるとか、
そういう精神論というか根性論みたいなところに
解決策を見出そうとする方がいらっしゃったりするので、
そうではなくて、(発達障害が背景にある)ということを理解してもらうと
より生きやすくなるのかなと思います。」

藤 重 )
「ことばに関する悩みっていうのは、保護者の皆さん、どんな風に感じているんですか?」

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相本さん )
「コミュニケーションが成立しないとか、言葉の発達がゆっくりだっていうことは、
生活にすごく密着してつながっている部分があって、やっぱり育てていても、
打ったものが返ってこないというか。」

藤 重 )
「会話をしようにも言葉が返ってこない?」

相本さん )
「そういうことで、むなしさを感じたりする親御さんもいるのかと思います。
親の育て方がいけないんじゃないかとか、しつけの問題なんじゃないかとか、
という風に親御さんが思われる場面があったりしますし。」

藤 重 )
「例えば走り回る子供とか。」

相本さん )
「そうですね。」

相本さんは、こうした子どもの現状や、親たちの悩みをもっと社会に理解してもらおうと、
団体の活動を続けていきたいといいます。

藤 重 )
「団体立ち上げから7月で1年になりますが、このWarm Blue IIZUKAを通し、
どんな社会を相本さんは作っていきたいと思いますか?」

相本さん )
「まずは発達障害というものを知ってもらうってことが一つです。
それは別物として除外するために知ってもらうんじゃなくて、
凄く身近なものなんだよっていうことを知ってもらいたい。
人って違って当たり前なので、違うってことを前提に。
そこは発達の障害があろうがなかろうが、差があるものなんだから、
丁寧にコミュニケーションを取り合うことによって
縮まっていくものがあるんじゃないかなと思います。」

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藤 重 )
「飯塚市によりますと、ことし6月現在、市内では、およそ450人の子どもが、
発達障害の支援施設に通っているということです。
発達障害の子どもたちが、安心して暮らせる学校や地域の環境を作っていくためにも、
社会全体でさらに理解を深めていく必要があると感じました。」

こんにちは。キャスターの中島三奈です。

北九州の夏の風物詩、「小倉祇園太鼓」の季節がやってきました。
「小倉祇園太鼓」が今年で400周年を迎えるのにあわせて、
祭りの担い手を育成しようという催しが、今月7日に開かれました。
この催しは、小倉祇園太鼓400周年行事実行委員会が開いたもので、
初心者を中心に小学生から最高齢は66歳までおよそ70人が集まりました。
私、中島も太鼓に初挑戦しました。

太鼓を教えてくださった、小倉祇園太鼓保存振興会・副会長 樽井敬三さんと
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とても親切に教えてくださいました。ありがとうございました!!

この催しに参加して、太鼓を初めて叩いた参加者の皆さんの感想や、
主催した小倉祇園太鼓400周年行事実行委員会の方の思いなどを
7月11日(木)午後6時40分からの「ニュースブリッジ北九州」の中でお伝えする予定です。
ぜひご覧ください!!

2019年07月04日 (木)

雨に関する情報の見方

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
梅雨前線が九州付近に停滞を続け、九州では記録的な大雨となっている所があります。
断続的に激しい雨が降り、総雨量は1000ミリを越えた所もあります。

気象情報では、雨の降り方をお伝えする際に、
「非常に激しい雨」や「激しい雨」といった言葉を使いますが、これらには定義があります。

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こちらは雨の強さと用語、そして人の受けるイメージをまとめたものです。
特に注意をして欲しいのは、「激しい雨」より強い降り方の時です。
「非常に激しい雨」は滝のように降る雨、
「猛烈な雨」は息苦しくなるような圧迫感や恐怖を感じる雨になります。
それぞれどんな状況になる恐れがあるのか見ていきましょう。

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まず1時間に30ミリ以上の「激しい雨」の降る時は、道路が川のようになったり、
高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる、
ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなったりします。

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さらに、「非常に激しい雨」や「猛烈な雨」が降ると、
水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が非常に悪くなります。
こうなってくると、車の運転は危険な状況です。
また、こういった「激しい雨」などが降り続くと、
土砂災害などが起こりやすくなるので警戒が必要です。

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続いて「雨の予報」を詳しく確認できる方法をご紹介します。
パソコンやスマートフォンから気象庁の「降水短時間予報」を見ると、
15時間先までの詳しい降水予想を見ることができます。

スマートフォンから見る方法をご紹介します。(※画面の情報は7月4日のものです。)

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①まずは気象庁のホームページを開いてください。
 そして、1番上の「天気」のタブを開きます。
②天気予報やアメダス、気象レーダー、そして天気図が出てきます。
 3番目にある雨雲レーダーの下に「今後の雨」という項目があるので、そちらを選びます。

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③地図と雨雲の様子が出てきます。下にある「再生」ボタンを押すと、
 15時間先までの雨の予想が見られます。
④こちらの画面は地図を拡大することができ、
 ④の例では「北九州市」を中心に持ってきています。
 お住いの地域の周辺の雨の様子を詳しく知ることができ、
 15時間先までの予想が見られれば、夜に大雨が予想される場合でも、
 明るいうちに避難をすることができます。

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⑤さらに、画面左上にある、「三」のマーク、三本線のタグを開いていただくと、
 現在の「土砂災害」や「浸水害」、「洪水」の危険度を示したマップを開くことができます。
⑥例えば「土砂災害」のタブを開くと、土砂災害の危険度の高い地域が、
 黄色や赤色など色付きの表示で見られます。
 画面は7月4日10時20分現在のものです。

こういった情報は、避難の判断をする助けとなりますから、ぜひ活用できるようになさってください。
そして、避難を判断するうえでは、自治体などからの情報が5段階の警戒レベルに分けられました。
5段階の警戒レベルについては、以前ブログでご紹介していますので、
もしよろしければ、そちらもご確認下さい。
https://www.nhk.or.jp/kitakyushu-blog/700/369187.html

こんにちは\(^〇^)/!アナウンサーの藤重です。
やっと九州北部が梅雨入りしました!!
じめじめしますね~。蒸し暑い。

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せめて除湿をするとすっきりするのでしょうが、
ことばを扱う職業柄、のどのことを考えると乾燥は大敵。
家では加湿器を使っています。
のどをとるか。快適な生活環境をとるか。悩ましいです…。

さて、6月26日(水)、九州工業大学戸畑キャンパスで、
英語にまつわるセミナーの司会を担当しました!!

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「パックンマックンの英語にThank you!」です。
九工大の創立110周年を記念したセミナーで、
日本人とアメリカ人のお笑い芸人、パックンマックンが、
ユーモアを交えて英語を身近に感じるコツを教えてくれました。

2人が言っていたのは、「英語は実はしゃべれるんだ!」ということ。

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英語を交えたコントでは、会場全体が笑いに包まれました。
また、英語をしゃべってみるゲームでは、見事に学生が短文を完成!
会場全体が、「実は英語は十分しゃべれるし、理解できている」と認識しました。

私も、せっかく英語ということばを知っているのに、聞いたり、話したり、
十分に使っていないことのもったいなさに気づかされました。

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これから、外国語に、もっと意識して触れていきたいと思います。


一方で、外国人が相手でなくても、「ことば」は、
うまく発することができないと、日常生活に支障が出ることがあります。

中には、ことばの発達が遅れ、思っていることをうまく話せず、
ストレスからかんしゃくなどを起こしてしまう「発達障害」の子どももいます。
いま、小中学生の15人に1人にその可能性があるといわれています。

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こうした子どもたちに、絵の描かれたカードなどを使って、
ことばの発し方の訓練を行うのが、言語聴覚士です。
筑豊地域で、発達障害の子どもに向き合いながら、社会に対しても、
もっと発達障害について知ってほしいと団体を立ち上げた言語聴覚士の方に
先日、インタビューを行いました。

「ニュースブリッジ北九州」で、7月1日(月)放送予定です。

NHK北九州のツイッターでもお知らせします、
ぜひご覧ください!

https://twitter.com/nhk_kitakyu

 

2019年06月28日 (金)

過去最も遅い梅雨入りに

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
九州北部もようやく梅雨入りし、雨の季節がやってきましたね。

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今年の梅雨入りは、平年より21日遅く、過去最も遅い梅雨入りです。
福岡県では5月から雨の少ない状態が続いており、
家庭に送る水の出を抑える「減圧給水」が行われている地域もありますが、
今後の予想を見てみると、ずらりと雨マークが並んでいます。

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遅れていた穀物の成長を助け、草木を潤す恵みの雨になって欲しいものです。

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さらに先の予報を見てみると、
九州北部の7月の降水量は平年並みか多くなる見通しです。
そして、九州北部の梅雨明けは、平年だと7月19日ごろですが、
今年はエルニーニョ現象が発生している影響で、
平年よりも遅くなるかもしれません。

少雨から一転し、今後は雨が降りやすくなってきます。
改めて、大雨への備えを確認しておきましょう。

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まずは、側溝や排水溝、雨どいなどを掃除して、
水はけをよくしておきましょう。
まだ、防災用品の準備や確認、
避難場所や経路の確認をしておくことも大切です。

九州北部もいよいよ梅雨の時期に入りました。
備えはしっかりとしておきましょう。

2019年06月20日 (木)

今年の梅雨入りは?

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
暑い日が続いていますね。
道端に咲いているあじさいも、あまり元気がないように感じます。
恵みの雨が待ち遠しいですが、この先もしばらくまとまった雨は期待できなさそうです。

まずは、全国の梅雨入りの状況を見ていきましょう。

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九州北部や中国、四国、近畿の西日本を除いて、すでに広い範囲で梅雨入りをしています。
先週土曜日には東北北部も梅雨入りしましたが、
東北北部が九州北部よりも先に梅雨入りをするのは、平成9年以来22年ぶりのことです。

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九州北部の梅雨入りの記録を見てみると、過去最も遅かったのが、昭和42年の『6月22日』です。
今年はこの記録を更新する可能性も出てきています。

梅雨入りが遅れている原因の一つは、上空を流れる偏西風にあります。

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去年のこの時期は九州付近を停滞していた梅雨前線が、今年はまだ日本の南の海上に停滞しています。
これは上空の偏西風が南に蛇行していて、それに伴って前線も南に下がっているためです。

では、梅雨入りしないということはあるのでしょうか?

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調べてみると、各地の気象台が「梅雨入り」の発表を始めた昭和26年以降、
九州北部では毎年梅雨入りをしているようです。
ただ、全国的にみると過去1度だけ梅雨入りの発表がなかったケースがありました。
昭和38年の四国と近畿です。この年は梅雨入りがはっきりせず、特定ができませんでした。

今年の九州北部はどうなりそうか、この先の予報を見てみましょう。

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21日(金)の夜から22日(土)の朝にかけては、前線の影響を受けて雨が降る見込みです。
ただ、雨量も少なく、週明けにかけて一旦晴れるということで、
このタイミングで梅雨入りする可能性は低いと思われます。

今週中に梅雨入りをしなかった場合、次に可能性があるのは来週の26日(水)以降です。
まとまった雨となる見込みで、今のところ、このタイミングで梅雨入りする可能性が高いと思われます。
このままいくと、過去最も遅い梅雨入りが遅かった昭和42年6月22日の記録を更新するかもしれませんが、
実は昭和42年は、記録的な豪雨があった年でした。

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梅雨入りが遅れた昭和42年は7月7日から9日にかけて、
梅雨前線と台風から変わった熱帯低気圧の影響を受けて大雨となり、
特に長崎県佐世保市や広島県呉市などで2日間で300ミリを超える雨が降りました。

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背後に山地がある都市部で大雨となったことで土砂崩れが多発し、
死者・行方不明者は369名と甚大な被害が出ています。

今は水不足の状態が続いていますが、過去にはこのような事例もあります。
今年の7月の降水量は、平年並みか多いという予想も出ていますから、
油断をせず、雨への備えをしておいた方が良さそうです。