ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

アナウンサー・キャスター

こんにちはー!!
アナウンサーの藤重です。

7月1日(月)に「ニュースブリッジ北九州」の中で放送した、筑豊地域で初めて、
発達障害の啓発団体「Warm Blue IIZUKA」を立ち上げた女性への
インタビュー内容を、ブログでもご紹介します。

190710-1.jpg

藤 重 )
「発達障害の子どもには、ことばの発達の遅れや、
じっとしていられず動き回るなどの特性があります。
いま、小中学生の15人に1人が、その可能性があるとも言われています。」

廣瀬アナ )
「1クラスに2人くらいの割合となり、身近な存在ですよね。」

藤 重 )
「そんな中、去年7月、4人の仲間とともに、市民団体を立ち上げた女性がいます。
相本ゆかりさんです。
筑豊地域で初めてとなる、発達障害の啓発団体「Warm Blue IIZUKA」を立ち上げました。
活動に込めた思いを、取材しました。」

 190710-2.jpg

今年4月、相本さんは、飯塚市役所を青色にライトアップしました。
青は、発達障害の一つである自閉症のシンボルカラーです。

 190710-3.jpg

相本さん )
「市役所という目立つ建物をライトアップしたことで、発達障害を知らない方も、
近くを通りかかったら飯塚市役所が青く染まっていて、
『ああ、何だろう』というところから、
『発達障害について知ってください』と思っている人たちがいて、
それで青く染めているんだと興味を持っていただいたり、
興味関心の入り口となったりしている場面があったのかなと思います。」

藤 重 )
「発達障害をめぐる地域の現状、どういう風に感じていますか?」

相本さん )
「飯塚に限らないと思うんですけど、発達障害という言葉だけが先走ってしまって
『発達障害って何なんだろう』って、ちゃんとわかってない方も多いですし、
不安ばかりをかき立てられている方も多いです。
実際(ある子が)発達障害だとわかったところで、『じゃあどうしたらいいんだろう』という
一歩先のところまで理解が進んでいない、現状があるので、
そういったところに情報を伝えることができたらいいなと、活動を始めました。」

 190710-4.jpg

相本さんは、ふだん、飯塚市にある発達障害の子どもたちを支援する施設で働いています。
ことばの発達をサポートする言語聴覚士として、飯塚市に移住した5年前から、
筑豊地域で初めて、発達障害の子どもに、ことばの訓練を行ってきました。

 190710-5.jpg

この日は、思っていることをうまく話せない子どもに対して、
カードを使って、気持ちをことばで表す訓練を行っていました。
まず子どもに、自分の好きな色を選んでもらいます。

子どもが「オレンジ色のペンがほしい」と、カードを使って相本さんに伝えます。
すると相本さんは「オレンジ、下さい」と、
ことばで思いをどう表現するか、子どもに口に出して練習してもらいます。
こうした訓練を重ねることで、
子どもは、少しずつ思っていることを口に出し、
コミュニケーションがとれるようになるといいます。

日々、子どもや保護者と向き合う中で、啓発活動の必要性を強く感じ、
団体を立ち上げたという相本さん。
字を書く、話すなどのコミュニケーションを教える中、
どんな課題を感じてきたんでしょうか。

 190710-6.jpg

相本さん )
「たとえば字が上手に書けないことです。指先が不器用で字が上手に書けないというときも、
ちょっと汚かったりするとバツがついたりするときがあるんです。
でも本人たちはふざけて汚い字を書いているわけではなくて、
本人なりにがんばって書いている字だったりします。
そういったときに、ちゃんと書かないからだとか、集中しないからだとか、
例えば漢字を10回書けば書けるようになるとか、
そういう精神論というか根性論みたいなところに
解決策を見出そうとする方がいらっしゃったりするので、
そうではなくて、(発達障害が背景にある)ということを理解してもらうと
より生きやすくなるのかなと思います。」

藤 重 )
「ことばに関する悩みっていうのは、保護者の皆さん、どんな風に感じているんですか?」

190710-7.jpg

相本さん )
「コミュニケーションが成立しないとか、言葉の発達がゆっくりだっていうことは、
生活にすごく密着してつながっている部分があって、やっぱり育てていても、
打ったものが返ってこないというか。」

藤 重 )
「会話をしようにも言葉が返ってこない?」

相本さん )
「そういうことで、むなしさを感じたりする親御さんもいるのかと思います。
親の育て方がいけないんじゃないかとか、しつけの問題なんじゃないかとか、
という風に親御さんが思われる場面があったりしますし。」

藤 重 )
「例えば走り回る子供とか。」

相本さん )
「そうですね。」

相本さんは、こうした子どもの現状や、親たちの悩みをもっと社会に理解してもらおうと、
団体の活動を続けていきたいといいます。

藤 重 )
「団体立ち上げから7月で1年になりますが、このWarm Blue IIZUKAを通し、
どんな社会を相本さんは作っていきたいと思いますか?」

相本さん )
「まずは発達障害というものを知ってもらうってことが一つです。
それは別物として除外するために知ってもらうんじゃなくて、
凄く身近なものなんだよっていうことを知ってもらいたい。
人って違って当たり前なので、違うってことを前提に。
そこは発達の障害があろうがなかろうが、差があるものなんだから、
丁寧にコミュニケーションを取り合うことによって
縮まっていくものがあるんじゃないかなと思います。」

190710-8.jpg

藤 重 )
「飯塚市によりますと、ことし6月現在、市内では、およそ450人の子どもが、
発達障害の支援施設に通っているということです。
発達障害の子どもたちが、安心して暮らせる学校や地域の環境を作っていくためにも、
社会全体でさらに理解を深めていく必要があると感じました。」

こんにちは。キャスターの中島三奈です。

北九州の夏の風物詩、「小倉祇園太鼓」の季節がやってきました。
「小倉祇園太鼓」が今年で400周年を迎えるのにあわせて、
祭りの担い手を育成しようという催しが、今月7日に開かれました。
この催しは、小倉祇園太鼓400周年行事実行委員会が開いたもので、
初心者を中心に小学生から最高齢は66歳までおよそ70人が集まりました。
私、中島も太鼓に初挑戦しました。

太鼓を教えてくださった、小倉祇園太鼓保存振興会・副会長 樽井敬三さんと
190709-01.jpg
とても親切に教えてくださいました。ありがとうございました!!

この催しに参加して、太鼓を初めて叩いた参加者の皆さんの感想や、
主催した小倉祇園太鼓400周年行事実行委員会の方の思いなどを
7月11日(木)午後6時40分からの「ニュースブリッジ北九州」の中でお伝えする予定です。
ぜひご覧ください!!

2019年07月04日 (木)

雨に関する情報の見方

oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
梅雨前線が九州付近に停滞を続け、九州では記録的な大雨となっている所があります。
断続的に激しい雨が降り、総雨量は1000ミリを越えた所もあります。

気象情報では、雨の降り方をお伝えする際に、
「非常に激しい雨」や「激しい雨」といった言葉を使いますが、これらには定義があります。

190704-1.jpg

こちらは雨の強さと用語、そして人の受けるイメージをまとめたものです。
特に注意をして欲しいのは、「激しい雨」より強い降り方の時です。
「非常に激しい雨」は滝のように降る雨、
「猛烈な雨」は息苦しくなるような圧迫感や恐怖を感じる雨になります。
それぞれどんな状況になる恐れがあるのか見ていきましょう。

190704-2.jpg

まず1時間に30ミリ以上の「激しい雨」の降る時は、道路が川のようになったり、
高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる、
ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなったりします。

190704-3.jpg

さらに、「非常に激しい雨」や「猛烈な雨」が降ると、
水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が非常に悪くなります。
こうなってくると、車の運転は危険な状況です。
また、こういった「激しい雨」などが降り続くと、
土砂災害などが起こりやすくなるので警戒が必要です。

190704-4.jpg

続いて「雨の予報」を詳しく確認できる方法をご紹介します。
パソコンやスマートフォンから気象庁の「降水短時間予報」を見ると、
15時間先までの詳しい降水予想を見ることができます。

スマートフォンから見る方法をご紹介します。(※画面の情報は7月4日のものです。)

190704-5.jpg

①まずは気象庁のホームページを開いてください。
 そして、1番上の「天気」のタブを開きます。
②天気予報やアメダス、気象レーダー、そして天気図が出てきます。
 3番目にある雨雲レーダーの下に「今後の雨」という項目があるので、そちらを選びます。

190704-6.jpg

③地図と雨雲の様子が出てきます。下にある「再生」ボタンを押すと、
 15時間先までの雨の予想が見られます。
④こちらの画面は地図を拡大することができ、
 ④の例では「北九州市」を中心に持ってきています。
 お住いの地域の周辺の雨の様子を詳しく知ることができ、
 15時間先までの予想が見られれば、夜に大雨が予想される場合でも、
 明るいうちに避難をすることができます。

190704-7.jpg

⑤さらに、画面左上にある、「三」のマーク、三本線のタグを開いていただくと、
 現在の「土砂災害」や「浸水害」、「洪水」の危険度を示したマップを開くことができます。
⑥例えば「土砂災害」のタブを開くと、土砂災害の危険度の高い地域が、
 黄色や赤色など色付きの表示で見られます。
 画面は7月4日10時20分現在のものです。

こういった情報は、避難の判断をする助けとなりますから、ぜひ活用できるようになさってください。
そして、避難を判断するうえでは、自治体などからの情報が5段階の警戒レベルに分けられました。
5段階の警戒レベルについては、以前ブログでご紹介していますので、
もしよろしければ、そちらもご確認下さい。
https://www.nhk.or.jp/kitakyushu-blog/700/369187.html

こんにちは\(^〇^)/!アナウンサーの藤重です。
やっと九州北部が梅雨入りしました!!
じめじめしますね~。蒸し暑い。

190628-1.jpg

せめて除湿をするとすっきりするのでしょうが、
ことばを扱う職業柄、のどのことを考えると乾燥は大敵。
家では加湿器を使っています。
のどをとるか。快適な生活環境をとるか。悩ましいです…。

さて、6月26日(水)、九州工業大学戸畑キャンパスで、
英語にまつわるセミナーの司会を担当しました!!

190628-2.jpg

「パックンマックンの英語にThank you!」です。
九工大の創立110周年を記念したセミナーで、
日本人とアメリカ人のお笑い芸人、パックンマックンが、
ユーモアを交えて英語を身近に感じるコツを教えてくれました。

2人が言っていたのは、「英語は実はしゃべれるんだ!」ということ。

190628-3.jpg

英語を交えたコントでは、会場全体が笑いに包まれました。
また、英語をしゃべってみるゲームでは、見事に学生が短文を完成!
会場全体が、「実は英語は十分しゃべれるし、理解できている」と認識しました。

私も、せっかく英語ということばを知っているのに、聞いたり、話したり、
十分に使っていないことのもったいなさに気づかされました。

190628-4.jpg

これから、外国語に、もっと意識して触れていきたいと思います。


一方で、外国人が相手でなくても、「ことば」は、
うまく発することができないと、日常生活に支障が出ることがあります。

中には、ことばの発達が遅れ、思っていることをうまく話せず、
ストレスからかんしゃくなどを起こしてしまう「発達障害」の子どももいます。
いま、小中学生の15人に1人にその可能性があるといわれています。

190628-5.jpg

こうした子どもたちに、絵の描かれたカードなどを使って、
ことばの発し方の訓練を行うのが、言語聴覚士です。
筑豊地域で、発達障害の子どもに向き合いながら、社会に対しても、
もっと発達障害について知ってほしいと団体を立ち上げた言語聴覚士の方に
先日、インタビューを行いました。

「ニュースブリッジ北九州」で、7月1日(月)放送予定です。

NHK北九州のツイッターでもお知らせします、
ぜひご覧ください!

https://twitter.com/nhk_kitakyu

 

2019年06月28日 (金)

過去最も遅い梅雨入りに

oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
九州北部もようやく梅雨入りし、雨の季節がやってきましたね。

20190628-o1.jpg

今年の梅雨入りは、平年より21日遅く、過去最も遅い梅雨入りです。
福岡県では5月から雨の少ない状態が続いており、
家庭に送る水の出を抑える「減圧給水」が行われている地域もありますが、
今後の予想を見てみると、ずらりと雨マークが並んでいます。

20190628-o2.jpg

遅れていた穀物の成長を助け、草木を潤す恵みの雨になって欲しいものです。

20190628-o3.jpg

さらに先の予報を見てみると、
九州北部の7月の降水量は平年並みか多くなる見通しです。
そして、九州北部の梅雨明けは、平年だと7月19日ごろですが、
今年はエルニーニョ現象が発生している影響で、
平年よりも遅くなるかもしれません。

少雨から一転し、今後は雨が降りやすくなってきます。
改めて、大雨への備えを確認しておきましょう。

20190628-o4.jpg

まずは、側溝や排水溝、雨どいなどを掃除して、
水はけをよくしておきましょう。
まだ、防災用品の準備や確認、
避難場所や経路の確認をしておくことも大切です。

九州北部もいよいよ梅雨の時期に入りました。
備えはしっかりとしておきましょう。

2019年06月20日 (木)

今年の梅雨入りは?

oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
暑い日が続いていますね。
道端に咲いているあじさいも、あまり元気がないように感じます。
恵みの雨が待ち遠しいですが、この先もしばらくまとまった雨は期待できなさそうです。

まずは、全国の梅雨入りの状況を見ていきましょう。

190620-1.jpg

九州北部や中国、四国、近畿の西日本を除いて、すでに広い範囲で梅雨入りをしています。
先週土曜日には東北北部も梅雨入りしましたが、
東北北部が九州北部よりも先に梅雨入りをするのは、平成9年以来22年ぶりのことです。

190620-2.jpg

九州北部の梅雨入りの記録を見てみると、過去最も遅かったのが、昭和42年の『6月22日』です。
今年はこの記録を更新する可能性も出てきています。

梅雨入りが遅れている原因の一つは、上空を流れる偏西風にあります。

190620-3.jpg

去年のこの時期は九州付近を停滞していた梅雨前線が、今年はまだ日本の南の海上に停滞しています。
これは上空の偏西風が南に蛇行していて、それに伴って前線も南に下がっているためです。

では、梅雨入りしないということはあるのでしょうか?

190620-4.jpg

調べてみると、各地の気象台が「梅雨入り」の発表を始めた昭和26年以降、
九州北部では毎年梅雨入りをしているようです。
ただ、全国的にみると過去1度だけ梅雨入りの発表がなかったケースがありました。
昭和38年の四国と近畿です。この年は梅雨入りがはっきりせず、特定ができませんでした。

今年の九州北部はどうなりそうか、この先の予報を見てみましょう。

190620-5.jpg

21日(金)の夜から22日(土)の朝にかけては、前線の影響を受けて雨が降る見込みです。
ただ、雨量も少なく、週明けにかけて一旦晴れるということで、
このタイミングで梅雨入りする可能性は低いと思われます。

今週中に梅雨入りをしなかった場合、次に可能性があるのは来週の26日(水)以降です。
まとまった雨となる見込みで、今のところ、このタイミングで梅雨入りする可能性が高いと思われます。
このままいくと、過去最も遅い梅雨入りが遅かった昭和42年6月22日の記録を更新するかもしれませんが、
実は昭和42年は、記録的な豪雨があった年でした。

190620-6.jpg

梅雨入りが遅れた昭和42年は7月7日から9日にかけて、
梅雨前線と台風から変わった熱帯低気圧の影響を受けて大雨となり、
特に長崎県佐世保市や広島県呉市などで2日間で300ミリを超える雨が降りました。

190620-7.jpg

背後に山地がある都市部で大雨となったことで土砂崩れが多発し、
死者・行方不明者は369名と甚大な被害が出ています。

今は水不足の状態が続いていますが、過去にはこのような事例もあります。
今年の7月の降水量は、平年並みか多いという予想も出ていますから、
油断をせず、雨への備えをしておいた方が良さそうです。

oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
今週は青空が広がり、過ごしやすい陽気の日が続きましたね。

190614-1.jpg

今年は九州北部の梅雨入りが遅れていて、6月に入っても少雨の傾向が続いています。
現在、家庭などに送る水の量を抑える「減圧給水」が行われている行橋市では、
5月1日から6月10日までの総雨量が67.5ミリと平年の3割程度となっています。
今後も節水を心掛けたいですね。

さて、先月から運用が始まった5段階の「警戒レベル」
どのようなものかご存知でしょうか?

190614-2.jpg
5段階の警戒レベルと防災気象情報|気象庁ホームページより

大雨の際に発表される気象警報や避難勧告などの情報が
5段階の警戒レベルに分けられ、
住民が取るべき避難行動が記されています。
去年の西日本豪雨では気象警報や避難勧告など
多くの防災情報が発表されましたが、
必ずしも住民の避難に結び付いていない実態が浮き彫りとなりました。

190614-3.jpg

こちらは西日本豪雨の際に、北九州市内で避難指示や
避難勧告が出された地区に住む
合わせて19万6755人のうち、実際に避難所に避難した人の割合です。
避難率は低く、背景の一つには
「避難のタイミングがわからなかった」というのもあるようです。
そこで国は、危険度や住民が取るべき行動を端的に伝えるため、
防災情報を5段階の警戒レベルに分けることにしました。

190614-4.jpg

各段階ごとに見ていきましょう。
まずレベル1は最新情報に注意、レベル2は避難方法を確認する段階です。
レベル3は自治体から避難準備の情報が出され、高齢者や体の不自由な人、
小さなお子さんがいるご家庭では避難を始める段階です。
レベル4は自治体から避難指示や避難勧告が出され、
対象地域の全員が避難する段階となります。
そして、最も危険なレベル5の段階では、
すでに災害が発生している可能性が高く、
この時に避難を始めても手遅れになる可能性があります。

190614-5.jpg
内閣府「警戒レベルに関するチラシ」(表面)|内閣府ホームページより

皆さんにまず覚えておいて欲しいのは、「警戒レベル4で全員避難」ということです。
また、この警戒レベルは必ずしも1、2…と順番に出されるわけではありません。
日ごろから自宅周辺の危険な場所を確認したり、
市区町村からのハザードマップを見て避難場所を調べるなどして、
いざという時にすぐに避難できるようにしておくことが大切です。
自分自身や大切な人を守るためにも、日ごろから準備をなさってください。



oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
もう6月、あじさいの季節ですね。私の家の近くに咲いているあじさいも、綺麗に色づき始めました。
皆さんは今年あじさいを見ましたか?

さて、今回の「暮らしと天気」では、スタジオを飛び出し、
県内有数のあじさいの名所、若松区の高塔山公園を訪ねてきました!

190606-1.jpg

最初に目に入ったのは、大振りで丸みを帯びた「西洋アジサイ」です。
私が写真を撮った場所は、日当たりが良く色づきが進んでいましたが、全体的にみると3分から4分咲きだそう。

190606-2.jpg

ただ、高塔山公園に咲いているあじさいは、一般的な「西洋アジサイ」だけではありません。
全部で150種類、合わせて7万株あまりのあじさいが植えられていますから、今が満開という花もあります。
上の写真ではご紹介しきれないほど、たくさんの種類のあじさいが咲き誇っていました。

そこで、今が満開となっている「山アジサイ」をいくつかご紹介します。
まずはこちらの「紅」という品種。咲き始めは白い色ですが、日に当たると花びらが赤く色づいていきます。

190606-3.jpg

真っ赤に染まった姿がこちら!

190606-4.jpg

とても鮮やかで綺麗ですよね。大きさは7~8センチほどで、とても小ぶりなあじさいです。

続いてはこちら、「舞妓」です。

190606-5.jpg

舞妓さんのかんざしの飾りに似ているので、その名がついたと言われています。
こちらも5センチから8センチほどと小さく、とても可愛らしいあじさいです。

最後はこちら、「黄冠」です。

190606-6.jpg

青い花と黄色の葉っぱのコントラストがとても美しいあじさいです。

こうした山アジサイ30種類、およそ1000株が、今ちょうど見頃を迎えています。
今年は気温が高かった影響で、例年より早い開花となっているそうです。

190606-7.jpg

気象台が発表している九州各地のあじさいの開花日を見てみましょう。
宮崎では、まだ開花の発表がありませんが、
その他、鹿児島を除いては、いずれも平年より早い開花となっています。
実は、気象台はあじさいの花のある部分を見て、開花の判断を行っているんです。

190606-8.jpg

それが、花の中心あたりに咲いている「真花(しんか)」です。
そのうちの一つに赤丸を付けてみました。気象台では、この真花が2~3輪咲くと開花を発表します。
一見すると花のように見える部分は、「装飾花」と呼ばれるもので、
花びらではなく「がく」の部分にあたります。

190606-9.jpg

今年は、この小さな「真花」を探しながら、あじさいを楽しんでみてください。

2019年05月30日 (木)

ホタルを見に行こう!

oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
皆さんはホタルを見たことがありますか?
私は野生のホタルを見たことがないのですが、
北九州市では約70河川でホタルが見られるということで、この週末見に行く計画を立てています!

さて、今年のホタルの飛翔状況は、各地で平年よりも早く飛び始めているようです。

190530-1.jpg

福岡では平年より12日早く、下関では4日早い観測です。
北九州市でも、平野部では今が見頃のピークを迎えています。

190530-2.jpg

山間部では平野より少し遅く、6月中旬ごろまで見られるということで、
今がまさにホタルシーズンと言えそうです。
そんなホタルを見るのにおすすめの鑑賞条件は・・・

190530-3.jpg

まず、ホタルが一番活発に飛ぶのは、日没後から1時間程度、
北九州では午後8時から9時ごろです。
また、ホタルは風が弱くムシムシとした天気を好みますから、
風が弱い、蒸し暑い、という気象条件が良いとされています。
さらに、月明かりが少ないほど光がきれいに見られるのですが、
今年はこの条件もよく満たしています。

190530-4.jpg

こちらは、月の満ち欠けを表したカレンダーです。
6月3日は新月で、ちょうど見頃の期間に、月明かりの影響が少なくなりそうです。
絶好のホタル日和ということで、おすすめスポットをまとめました。

190530-5.jpg

今が見頃となっている平地では、黒川や小熊野川、大川などがおすすめです。
黒川では、すでに1,500匹を超えるホタルが飛んでいます。
また、少し山間部にある合馬川や田代川では、6月中旬ごろまでホタルが楽しめます。
皆さんも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

部活動に打ち込む若者たちの姿をご紹介する「本気×部活」のコーナー。
本日、24日(金)は豊前市の福岡県立青豊(せいほう)高校

190524-2-5.jpg

ダンス部ポン部門の皆さんをご紹介します。
とっても元気で笑顔が素敵な皆さんです!!
写真をお願いしたらこの笑顔!!可愛いですよね~!!

可愛いだけでないんです。青豊高校ダンス部ポン部門は、
去年、全国大会2連覇を果たした強豪校。
今回はポンダンスの魅力と強さの秘密をお伝えします!!

190524-2-4.jpg

ポン部門!?ポンってなに??初めて聞いたわ~という方。
ポン部門とは、ポンポンを使ったダンスのことです。

青豊高校のダンスの魅力は、表現力と動きの一体感。

190524-2-1.jpg

そして強さの秘密、それは基礎練習にありました。
実は、ペットボトルを使った練習を行っているんです。
わたしも練習に参加させていただきました。

190524-2-2.jpg

「どうして、こんなにきれいに足があがるのぉ!?き、きつい!!」

190524-2-6.jpg

彼女たちを指導するのが、顧問で体育教師の亀田栄里佳さんです。
「わたしたち顧問が見ていないところでも
しっかり練習できる自主性のある生徒を育ててきました。
部員が、きつい練習を頑張れているのは周りの人のおかげで
ダンスができているという感謝の気持ちがあるからだと思います。」
と話してくださいました。

華麗なダンスですが、1曲踊るだけでかなりの体力を消費します。
そんな中、毎回、全力、かつ笑顔で踊る皆さんを見ていると感動で思わず涙が・・。
取材後、カメラマンも「心が清くなった・・」と話していました。
一生懸命頑張るって素晴らしいですね!!

担当した木原ディレクター

190524-2-7.jpg

「彼女たちの頑張りを、ぜひ放送でご覧くださいね!!」

 


◆木原ディレクターより◆

しなやかな身のこなし、芯の強さ、いつも絶やさない笑顔。
そんな部員の皆さん、県立高校で部活の時間も限られているなか、
全国2連覇とトップにのぼりつめたのは、地道な陰の努力があったから。
自宅でも自主練をしたり、普段の立ち居振る舞いも心がけているそうです。
栄光は、やはり、努力の総量なんですね。
部員の皆さんのキラキラした姿がとてもまぶしかったです。
3連覇目指されている皆さんを全力応援しています!