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“キョットントンさん”こと、三谷誠宏さんは、くも膜下出血の後遺症で失語症になりました。
出てくる言葉は「キョットントン」という一語だけ。しかし、その一語で、日本一周を旅しました。
※2001年9月28日放送
【キョットントンで世界を広げる〜失語症の三谷誠宏さんの自動車旅行〜】から引用
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三谷さんは、発病以来、2度目の大きな旅をしようとしています。
7000キロを40日かけて、これまでほとんど行ったことのない東日本を車で一周しようというのです。
妻の興子さんは、三谷さんの意思がもっともよく伝わる相手です。
三谷さんは興子さんに、車内のレイアウトを変える指示を出します。
三谷さん
「(身振り手振りで)キョットントントン、キョットントン」
興子さん
「後ろに置く?」
三谷さん
「うん、キョットントントントン」 |
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出発前夜、三谷さんの壮行会を開きました。
家族にお酒をついでもらう三谷さん。家族との食事を楽しみます。
興子さん
「食事とかちゃんと気をつけて、野菜をたくさん食べて、頑張ってきてください」
三谷さん
「(返事をしようとして)おーちー」
興子さん
「“はーい”や、“はーい”」
三谷さん
「…あーい!」 |
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スタジオでは、三谷さんが旅に持参したカードやノートを見せていただきました。
旅先でのいろいろな場面を想定して、「コンビニはどこですか?」「駐車場はどこですか?」といった質問が書かれています。
ジェフさん
「たとえば、“警察署はどこですか?”って、どう伝えるんですか?」
三谷さん
「キョットントントン…(帽子をかぶり敬礼するしぐさ)」
牧口さん
「アハハ(笑い)。なるほど。帽子、制服」
小林さん
「(制服を)着てきちんと立ってる?」
三谷さん
「うん、キョットントン…」 |