「“
音
(
おと
)
の
アルバム”で
感動
(
かんどう
)
を
伝
(
つた
)
えたい
〜
旅
(
たび
)
のエッセイスト・
大石政隆
(
おおいし まさたか
)
さん〜」
【
孫
(
まご
)
たちと
登
(
のぼ
)
った
故郷
(
ふるさと
)
の
山
(
やま
)
】
この
夏
(
なつ
)
、
大石
(
おおいし
)
さんが
旅先
(
たびさき
)
に
選
(
えら
)
んだのは、
地元
(
じもと
)
の
山
(
やま
)
です。
標高
(
ひょうこう
)
404メートルの
基山
(
きざん
)
は、
遠足
(
えんそく
)
などで、
子
(
こ
)
どものころから
登
(
のぼ
)
り
慣
(
な
)
れた
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
深
(
ぶか
)
い
山です。
夏休
(
なつやす
)
みで
帰省
(
きせい
)
した
孫
(
まご
)
や
娘
(
むすめ
)
と、
一緒
(
いっしょ
)
に
登りたいと
思
(
おも
)
ったのです。
大石さん
「
目
(
め
)
が
見
(
み
)
えなくなるときに、
私
(
わたし
)
はね、
じーっと
基山の
映像
(
えいぞう
)
を
頭
(
あたま
)
に
描
(
えが
)
いたんです。
それだけの思いを、
この山に
込
(
こ
)
めていました。
ですから、
ぜひ、
基山に
もう
一度
(
いちど
)
登ってみたいなと
思っていました」
この
日
(
ひ
)
ばかりは、
孫たちが
大石さんの
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
きます。
もちろん、
手には、
テープレコーダーを
持
(
も
)
っています。
録音
(
ろくおん
)
する
大石さん
「
只今
(
ただいま
)
、
鳥
(
とり
)
が
鳴
(
な
)
いています。
しばらく
録音しまーす。
〔鳥の
声
(
こえ
)
〕
ピピ、ピピピ。
なんていう
鳥だろうかねぇ?」