野球のボールカウント BSOへ

2011年8月 2日(火)

今年の春のセンバツ大会の中継からボールカウントの順番が今までと違うことにお気づきでしょうか。それまでは、「ストライク・ボール・アウト」の『SBO』の順番だったのが、「ボール・ストライク・アウト」の『BSO』の順番での放送になりました。プロ野球でも、今シーズンには、12球団全本拠地のスコアボードが『BSO』の表記に揃いました。スイスの国際野球連盟によると、アメリカをはじめ、世界的には『BSO』が一般的で、『SBO』の順番は日本だけだったようです。日本も国際試合に出場する機会が増えたため、世界と足並みを揃えようと『BSO』に変更したのですね。そもそもなぜ、日本だけが、SBOの順番のボールカウントだったのでしょうか。ルールブックなどでボールカウントのコールの順番に触れているものはなく、こうした理由をはっきりと示す文献や資料もないそうです。明治39年10月31日の東京ニ六新聞の早慶戦を報じる記事には、「二打三球」に「つーすとらいく すりーぼーる」の振り仮名がついていました。しかし、元高野連会長の故牧野直隆さんは、自身が大学時代の昭和7年ごろはボールのコールが先だったと証言しているそうです。ストライクのコールが先か、ボールのコールが先か。実は、アメリカでも、ヤンキースタジアムが創立された(1923年)当時のスコアボードは、STRIKES BALLS OUTSの順番でした。本家本元のアメリカでも『BSO』か『SBO』か、ゆれていた時代があるということなのですね。しかし、その後、アメリカでは『BSO』で定着し、日本では『SBO』が定着した。理由はわからないとはいっても、何かその違いにはありそうですよ...。

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