キッズワールド

幼稚園・保育所向け番組のひろば

放送番組を利用した保育実践

ラジオ番組「お話でてこい」の楽しさ

山口県宇部市 宇部フロンティア大学付属幼稚園 斎記恭子
(第46回 中国地方教育放送研究大会 実践発表より)

保育者の役割が重要

 すばらしいお話には、子ども達を自然にその世界にひきこむ力があります。子ども達が、瞳を輝かせ心を躍らせるお話に出会えるかどうかは、保育者の選択にかかっています。

 そして、なによりも保育者がお話を好きであることが望まれます。保育者は、子どもひとりひとりがどんなことを感じ、どうイメージをふくらませているのかを受けとめつつ、子ども達と同じ気持で一緒に楽しむ姿勢が大切なのではないでしょうか。

 保育者もいい気分でお話を聴いてゆったりとした気分にひたり、子ども達と一緒に心からお話の世界を楽しめる、そんな取り組みをこれからもしていきたいと思っています。

保育者の援助について

  • 子ども達が瞳を輝かせ心を躍らせるようなお話を吟味して選び、様々なジャンルのお話を幅広く楽しめるようにする。
  • ラジオのお話を落ち着いてきくことができるよう、ラジオをおく場所や保育者、子ども達の座る位置に配慮する。
  • お話を聴く姿勢を自然に身につけるための一方法として、低年齢児は、絵本、人形、ペープサートなどを見ながら聴いてみたりする。
  • 子ども達がイメージしにくい言葉がでてきた時は、保育者が表現して見せたり、わかりやすい言葉で伝えたり、実物を見せたりしてみる。
  • 子ども達が表現してみたいことが、実現できるような環境づくりをする。
  • みんなでイメージを交流し、友だちの思いに気づくことができるよう、聴取後は子ども達が自由に思っていることを話せる場をもつようにする。
  • 聴取後の話し合いや子ども達の遊びの中から、ひとりひとりが、イメージしていることを感じとり、保育者も一緒に表現し、楽しんでいこうという姿勢を大切にする。