【Q&A】歯ぎしり・歯のぐらつき 対処法や治療について

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予防歯科へ3か月ごとに通っています。かみ合わせが悪いのと、歯ぎしりのため歯のぐらつきが見られ、歯周病が始まったと言われました。歯ぎしりについての自覚はありませんが、勧められた通り、睡眠時マウスピースを着用しています。歯がしみたりすることはありませんが、歯の根元がやせて、とても気になります。このままにしておいてよいのでしょうか?(60歳 女性)

専門家による回答

予防歯科で3か月ごとにメンテナンスを続けられていることは素晴らしいことです。受診時には、むし歯と歯周病のチェックをされていると思います。そこで、歯周病が始まったと言われたことが少し驚きですが、睡眠時マウスピースの着用を始められたことから、歯ぐきに炎症はなく、かみ合せの悪いことと歯ぎしりのために歯の根元がやせてきたと思います。歯ぐきに炎症がなければ、多少歯のぐらつきがあっても問題ありません。
もう少し様子を見て、歯の根元のやせ方がどんどん進むようでしたら、先生に心配な点をお話しして、歯ぐきの炎症の状態の検査をした上で、歯周病治療を始めることやかみ合せの不具合の調整(咬合[こうごう]調整)を相談してください。

(2016年6月6日(月)放送関連)

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