【Q&A】心臓のリハビリは?

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3年前52歳で労作性狭心症になり2箇所に狭窄がありステント治療を受けました。以後、心臓に負担をかけないようにしてきたためか運動不足の状態です。今でも動悸感があり発症する前の状態とは程遠い感じです。主治医は運動は何をしても良いといわれますが、動悸が出るのが怖くてなかなか実行できません。ステント治療を受けた後の心臓のリハビリなどはどの様にすれば良いのでしょうか? アドバイスなどご回答よろしくお願いします。(55歳男性)

専門家による回答

そのような方のために心臓リハビリテーションのプログラムがあります。心疾患にかかって、運動量が減少し体力が低下したために動悸・息切れが出ることはよくあります。まずは安心して歩けるスピードでのウォーキングから始めるのが良いと思います。慣れてきたら息が切れない範囲でスピードを上げると体力も上がってきます。1回30分くらいの有酸素運動を週3回以上行うと心筋梗塞などの予防効果があると言われていますが、最初は5分、10分からスタートして徐々に増やしていって下さい。専門施設が近隣にない場合、運動中の脈拍を測れる装置があれば参考にできると思います。運動中の心拍数が220-年齢、55歳でしたら165になりますが、その値の70%から85%の間(ご質問の方なら心拍数115から140程度)の運動が目安になります。ただし心拍数の計算はもう少し複雑な計算式が正式なもので、適切な運動にも個人差がありますので、あくまでつらいと思わない範囲の運動を守って下さい。運動を続けるとすべての生活習慣病が改善し、薬も減らせるようになるかもしれません。

(2016年4月4日(月)、5日(火)放送関連)