【Q&A】午後だけ腰が痛む!原因は反り腰?注意したい椎間関節・仙腸関節の負担

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午前中は痛くないのに、午後になると腰がすごく痛くなります。
立っているだけで痛いのですが、どうしてなのでしょうか?(20代 女性)

専門家による回答

もっとも考えられるのは、若い女性によくみられる反り腰による痛みです。
椎間関節
仙腸関節

特に腰の片側が痛い場合は、反り腰によって背骨を上下につなぐ「椎間関節」、あるいは仙骨と腸骨のつなぎめの「仙腸関節」に負担がかかっている可能性が考えられます。特にヒールを履いて立ち仕事するような人の場合、インナーマッスル(深層筋)が鍛えられていないと反り腰による痛みが出やすいです。反り腰かどうかは、あおむけに寝て、片手でこぶしを作って腰の後ろにあてればわかります。すんなりこぶしが入ったら、反り腰です。
反り腰のセルフチェック法
反り腰の腰痛体操

反り腰由来の腰痛への応急処置としては、「これだけ腰痛体操・逆バージョン」の体操がお勧めです。

イスに浅く腰掛ける
大きく足を開く
両腕を下に垂らし息を吐きながらゆっくり背中から腰にかけて丸めていく
3秒間背中を丸めた姿勢を保ち、ゆっくり元の姿勢に戻る

イスは安定したものを使用し、平たんで滑らない場所に置いて行います。
行うのは、「腰の痛みや違和感がでたときに1、2回」だけで十分です。前かがみの姿勢は腰に負担がかかるので、回数を多くする必要はありません。

(2022年2月28日(月)~3月3日(木)放送関連)