【Q&A】バセドウ病・橋本病と遺伝の関連性

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母と、母の姉がバセドウ病です。他界した祖母も橋本病でした。将来的に甲状腺疾患になるリスクは高いですか?(30代 女性)

専門家による回答

バセドウ病や橋本病は、甲状腺の自己免疫の異常によって引き起こされ、両方をあわせて自己免疫性甲状腺疾患と呼ばれます。その発症に遺伝的因子、環境因子、内因性因子(性別など)が様々に関与する多因子疾患です。

バセドウ病や橋本病には遺伝的因子が関与しており、バセドウ病や橋本病の方がいる家族では兄弟・姉妹やお子さんにおこりやすくなるといわれています。また、バセドウ病の家族の中に橋本病の方が多くみとめられることがある点も、遺伝が関与していることを示しているといえます。

ただ、橋本病は、一般女性の10%にみとめられるといわれており、大変頻度の高い病気で、遺伝関係のわからない方も多くいらっしゃいます。家族にバセドウ病がいらっしゃらないで、バセドウ病を発症する方もあります。遺伝だけではない、ということも知っておいていただけるとよいと思います。

(2021年6月16日(水)放送関連)