【Q&A】寝不足による心臓への負担や病気のリスクについて

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睡眠不足が続くことによる、心臓への負担や病気のリスクには、どのようなものがありますか?(40代 女性)

専門家による回答

睡眠時間が1日5時間以下の状態が続くと、心臓病や脳の病気が起こるリスクが高くなるという報告があります*。また、睡眠不足の原因の1つに、閉塞(へいそく)性の「睡眠時無呼吸症候群」があります。眠っている間にのどの空気の通り道が塞がり、一時的に呼吸が止まってしまう病気です。このような状態が続くと、心不全や不整脈などの心臓の病気のリスクが高くなることがわかっています。
* 厚生労働省「脳・心臓疾患の認定基準に関する専門検討会」(2001)

(2021年11月4日(木)放送関連)

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