- 心不全の治療を受けています。不整脈があると言われましたが、自覚症状がありません。不整脈が起こっていても、症状がないことがあるのでしょうか?(20代 男性)
専門家による回答
- 不整脈は、大きく分けて3つのタイプがあります。
・脈拍が乱れるタイプ
・脈拍が速いタイプ(脈拍数が1分間当たり 100回以上)
・脈拍が遅いタイプ(脈拍数が1分間当たり 50回未満)
どのタイプの不整脈であっても、つねに症状があるわけではないので、自覚症状がないことは珍しいことではありません。一方で、不整脈が起こったときに、めまいやだるさ、動悸(どうき)、息切れ、失神、胸の痛み、不快感などの症状がある場合は、注意が必要です。
また、ストレスや睡眠不足、過労、喫煙、アルコールやカフェインのとり過ぎなどが不整脈の原因になることがあります。
自分で脈を測ってみることで不整脈があるとわかることがあります。脈拍などについて不安がある場合は、循環器内科を受診してみるとよいでしょう。
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(2021年11月4日(木)放送関連)