【Q&A】すりガラス状の肺がん 経過観察でよい?想定される治療は?

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咳が続くので近所の大学病院でCT検査をした結果、「すりガラス状の肺がん」と言われました。大きさは2~4mmで、両肺に複数個あります。
まだ小さすぎて手術はできないから経過観察しましょうといわれ、半年に一度CT検査をしていますが、今のところ大きさに変化はありません。このまま経過観察のままでいいのでしょうか?
家族からはセカンド・オピニオンをとるように強く勧められています。(62歳 女性)

専門家による回答

純粋なすりガラスで1cm以下のものは、呼吸器専門医のもとで経過観察となることが多いです。具体的には6か月から12か月ごとのCT検査による経過観察です。肺がんの可能性があるとしても、このような性状のものはおとなしい性格で、増大しないことが多いからです。
1cmを超えて増大する場合や、影の中に充実部が出現してきた場合は手術が勧められることがあります。

(2020年1月13日(月)、14日(火)放送関連)

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