【Q&A】高齢者の双極性障害(躁・うつ)への対応は?

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13、4年前から自律神経失調症・うつ状態だと思って治療していた70歳の母が、約4年前に双極性障害だとわかりました。一昨年10月ごろから躁転(そうてん)し始めて、去年1月~3月に入院しました。10月ごろからまた躁転し始めています。双極性障害の躁転する時期はだいたいいつも同じになってしまうのでしょうか?
母は1人暮らしをしているので他人に迷惑をかけているのではないかと心配ですが、連絡をほとんどしていません。このような対処でよいのかとても不安です。(42歳 女性)

専門家による回答

ご苦労をお察しいたします。高齢で1人暮らしというのは、普通の方でも生活が大変です。お母さまに会うことは出来なくとも、主治医の先生にはお会いして、状況を説明されるのがよいと思います。できれば、主治医からお母さまへ介護保険の導入などを勧めていただき、それなりの介護認定がもらえれば、デイサービスや訪問看護が導入できます。
もちろん、精神科のデイケアに通所することも選択肢ですが、デイサービスのような送迎はありませんので、通所が難しいと思います。それと並行して、きちんとした薬物療法を継続することも重要で、これに関しても主治医の先生と話し合うことが必要でしょう。

(2019年2月14日(木)放送関連)

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