【Q&A】IPMN(すい管内乳頭粘液性腫瘍) 進行がんになる前の検査や治療について

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IPMN(すい管内乳頭粘液性腫瘍)があり経過観察を始めて5年目です。多少大きくなっています。IPMNはいずれ悪性になることが多いと聞きます。不安な日々をおくっていて大きなストレスです。
IPMNが悪性になる前に処置する方法はないのでしょうか?悪性になってからでは体力や年齢が不利だと思います。しかし担当医には聞きづらいです。
また、IPMNについて詳しい情報を知るにはどうしたらよいですか?(60歳 女性)

専門家による回答

すい臓手術はまだまだ合併症が多く、悪性でないうちに手術をしておくことには反対です。しかし、放置して進行がんになってからでは遅いので、定期的な検査で悪性を疑う所見がないかを慎重に判定します。
それには、IPMNやすい臓がんに関する高度な知識と経験が必要です。大学病院などの専門施設でご相談下さい。IPMNの詳しい情報は、必ず大学病院などで勤務する専門医から直接お聞き下さい。インターネットなどの情報は不確実なものも含まれます。

(2018年8月8日(水)、9日(木)放送関連)

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