【Q&A】関節リウマチとクローン病の薬による治療について

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現在、関節リウマチとクローン病を患っています。薬はメトトレキサート・葉酸以外にリセドロン酸ナトリウムを1週間に1回服用しています。骨密度測定は年に1回はやっていますが、70~80%ぐらいです。こういう場合は、新薬のデノスマブに変更したほうがいいでしょうか?(42歳 男性)

専門家による回答

骨粗しょう症の治療目標は、骨折がない場合には骨密度が若年成人平均値の70%を超えることとされています。この方がステロイドを使用していないとして、70~80%という骨密度であれば、現在の治療を継続するのがよいでしょう。
例えば、関節リウマチやクローン病でステロイドを使用している場合や、炎症の程度が強い場合は80%程度を目指してもよいと考えます。その場合はより骨密度増加効果が高い注射薬のデノスマブやゾレドロン酸への変更を主治医に相談してください。

(2018年5月7日(月)放送関連)

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