【Q&A】おたふくかぜ・水ぼうそうの予防接種は2回が望ましい?

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11歳と14歳の子どもを持つ母親です。
2人ともずっと『おたふくかぜ』にかからないでいたので、予防接種を3年前に1度だけ受けました。その時、医師から「1回で十分」と言われたのですが、先日の放送では「2回接種を推奨」と言っていたので、今からでももう一度接種したほうがいいのか、もしくは年数がたっているので改めて2回接種したほうがいいのか教えて下さい。
また、水ぼうそうの予防接種も子どもたちがそれぞれ2歳の時に受けています。こちらも年数がかなりたっているので、おたふくかぜの予防接種同様、どうしたら一番いいのか教えて下さい。(48歳 女性)

専門家による回答

おたふくかぜワクチンの接種回数ですが、ワクチンの添付文書では1回接種となっていますので、接種医の先生が1回とおっしゃったのは間違いではありません。
ただ、1回のみですと免疫の獲得が不十分であった人が一部いらっしゃいますので、日本小児科学会等では、2回目の接種を受けておくことを推奨しています。
改めて2回接種する必要はありませんので、平成27年に受けられたワクチンを1回目として、あと1回だけどこかで受けることをご検討いただければと思います。
水ぼうそうのワクチンは、平成26年10月から定期接種になり、1~2歳で2回接種を受けています。1回のみの接種ですと、約20%程度は軽く水ぼうそうにかかってしまうことがあるので、合計2回の接種が必要と考えられています。
具体的な接種時期につきましては、お子様の体調等を含めて、かかりつけ医にご相談くださいますようお願いします。

(2018年5月29日(火)放送関連)