【Q&A】便意があると尿もれ 対策は?

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便意があると尿もれ 対策は?

便意があって、すぐにトイレに行くことができないときに、毎回と言っていいほど尿もれをしています。ショーツをぬらす程度の少量ですが、外出先などでトイレになかなか行けないときには、尿もれ用のパッドをしています。
尿意があるとき、くしゃみをしたときなど、尿もれ時のよくあるケースとしてあげてある場合に尿もれを起こしたことは一度もありません。尿意はかなり長時間もれずに我慢することができます。
泌尿器科に相談したこともありますが、便意の際の尿もれについてはわからないとのことで、骨盤底筋体操を紹介されました。改善しません。ぜひお答えいただきたく存じます。(59歳 男性)

専門家による回答

直腸と膀胱の神経は関連していて、便意に刺激されて膀胱の不随意収縮(膀胱が勝手に収縮する)が起こり(いわゆる過活動膀胱)、尿がもれるという症状は起こりうることであると思います。
切迫性尿失禁(過活動膀胱)に対する薬(抗コリン薬やβ3刺激薬)の内服が有効である可能性はあると思います。もしそのような症状の頻度が多いのであれば(週に数回とか)、これらの薬を服用してみる価値はあると思います。ただ、1か月に2~3回とか、余り頻度が多くないようでしたら、そのために毎日薬を服用するのもどうかと思います。
このような症状の場合にも骨盤底筋訓練は有効であると思います。改善しないということですが、きっちりとした骨盤底筋訓練(膣あるいは肛門をゆっくり締めて緩める、速く締めて緩める)を1日50回以上、毎日、3か月間行ってみてはいかがでしょう。骨盤底筋訓練がうまくできているかどうか不安でしたら、また薬物治療を試みてみたい場合には、別の泌尿器科専門医を受診してみて下さい。

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