【Q&A】すい尾部腫瘤(りゅう)と診断 腫瘤の摘出が勧められる理由は?

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ことし5月「すい尾部腫瘤(りゅう)」と診断されました。「悪性の可能性もある」とのことで腫瘤の摘出をすすめられています。この腫瘤は平成17年に「脾(ひ)腫」、18年に「副脾」と診断され、さらに昨年11月に「すい神経内分泌腫瘍の疑い」と診断されたものです。最初の診断から10年以上経過して、今回摘出がすすめられるのはなぜですか?
また、ことし1月に前立腺がんの手術を受けたばかりですが、腫瘤を摘出することで、前立腺がんに影響はありませんか?(70歳男性)

専門家による回答

すい神経内分泌腫瘍は まれな腫瘍ですが、診断がつけば通常手術が行われます。
診断が難しく、「副脾」との鑑別は難しいとされています。ゆっくりと進むことが多い腫瘍ですが、以前より大きくなっている場合などは手術がよいと思います。前立腺がんへの影響は、ないと考えてよいと思います。

(2017年6月14日(水)、15日(木)放送関連)

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