【Q&A】胸のしこりの石灰化 検査の頻度と経過観察について

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マンモで再検査になり、マンモ、エコー検査をして、石灰化が左胸に数個ほど見つかりました。はじめて見つかってから経過を今後追うとのことで、半年後のマンモとエコーの検査で、7個ほど石灰化があるけれど、次の段階の検査をすると決定するには負担がかかるのでもう少し様子を見ていいと思います、と言われました。
注射針で吸い取る簡単な細胞診ではなく、マンモではさみながら小一時間の手術になるため、負担も大きいし、座ってやれる機関が近くに二つしかないし、今はまだ次に進まず様子を見ようとのことでした。
このまま、ただの石灰化で、ガンじゃない人もいるので、数年様子を見ていくとのことです。今はグレーの段階のようです。確実に次の検査に進んだ方がいいという石灰化の変化とはどのようなものでしょうか。(47歳 女性)

専門家による回答

石灰化は、その形状(大小さまざま、いびつな形をしており、時に、針状、枝状)と、一定の領域に集まっている(1㎠に10個以上)などから、生検をするか否かを決めています。
通常は、6か月後にマンモグラフィを再検し、形や数が変わらなければ1年毎というような流れが一般的です。

(2017年8月7日(月)放送関連)