【Q&A】周りが揺れて見える症状の原因は? 加齢黄斑変性について

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79歳の兄が加齢黄斑変性で、ほとんど見えなくなりました。
不自由ながら立ち上がる時や、最近は座っているときも周りが揺れるようで困っています。これは、加齢黄斑変性だけで起こる症状なのでしょうか。
眼圧や神経専門医でのMRI検査での異常は、ありません。(71歳 男性)

専門家による回答

ほとんど見えなくなったのが両眼の場合、失明ですので、生活活動や行動範囲にかなり制限が生じます。片方の目だけですと、残る目がかなり見えている場合、慣れてくれば、かなりの生活範囲が維持できます。慣れるまでは、立体感などがなくなったために行動範囲に異常が生じます。
しかし、座っている時にも揺れて見えるというのは、目だけの原因で説明しにくい場合があり、内科の先生にも相談することをお勧めします。

(2016年9月1日(木)放送関連)