【Q&A】変形性股関節症 人工関節置換術後の運動・リハビリについて

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1年前に変形性股関節症の置換術をしましたが、手術をした場所がすごく痛くて困っています。
リハビリに通っている病院でレントゲンは撮りましたが、異常はなかったです。特に朝起きがけに痛いです。股関節からふくらはぎの外側にかけての激痛です。日中は少しは楽になります。
お医者さんには「X線検査では異常がないので、筋肉をつけるように頑張ってください」と言われています。激痛でもリハビリに励んでいいのでしょうか。ちなみに、腰の骨も潰れていますが腰痛は今はないです。(69歳 女性)

専門家による回答

お話の内容からは、股関節からの痛みなのか腰椎からの神経症状なのかよくわかりません。通常股関節の痛みは、膝から下にくることはなく、お尻(股関節の外側からやや後ろ)からふくらはぎの外側にかけての痛みは、座骨神経痛(腰などでの神経の圧迫)が最も考えられます。人工関節置換術後に痛みが残る場合もありますが、傷の周囲や足の付け根の内側などが多いと思います。手術をされた先生とよくお話しして、腰のX線検査やMRIなどで調べてみてもらうのが良いと思います。

(2016年5月16日(月)、17日(火)放送関連)