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2014年07月03日(木)放送

糖尿病 合併症を食い止める!「網膜症 視力を保つには」

糖尿病網膜症とは

糖尿病網膜症とは

 糖尿病網膜症は、血糖値の高い状態が続くことによって、眼球の一番奥にある網膜の血管が障害される病気です。通常両方の目に起こり、進行すると、著しい視力低下や失明などの重い視力障害を起こすことがあります。
 網膜症は、進行の程度によって大きく3段階に分けられます。進行度1では、網膜の血管壁の一部にこぶができたり、点状の出血が起こってきます。進行度2では、出血の量が増え、血管の一部が詰まったり、白い斑点のようなものも出てきます。さらに進行度3になると、血管が閉塞して網膜に酸素や栄養を供給できなくなります。すると、新生血管という非常にもろい異常な血管ができて、ささいな衝撃でも出血するようになります。出血が硝子体に及ぶと、飛蚊症が現れたり、網膜剥離が起きて視力が著しく低下し、失明する場合があります。

早期発見の検査

早期発見の検査

 糖尿病網膜症は、早く見つけて適切な治療を受けることが重要ですが、進行度1の段階ではほとんど自覚症状がありません。早期に発見するためには、糖尿病と診断された段階で、年に1回は眼科を受診し、眼底検査を受ける必要があります。また、すでに糖尿病網膜症と診断されている場合には、眼科医とよく相談しながら、進行の程度に応じて検査の間隔を短くしていきます。
 網膜症の治療は眼科で行われますが、治療には血糖コントロールが欠かせないため、眼科医と内科医が連携して治療に取り組みます。こうした連携には、それぞれの検査値や病態を記録できる「糖尿病連携手帳」「糖尿病眼手帳」が役立ちます。入手方法については、かかりつけ医に相談するとよいでしょう。

網膜症の治療法については、
きょうの健康テキスト 7月号に詳しく掲載されています。

きょうの健康 テキスト

※2014年7月現在の情報です。