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2014年07月02日(水)放送

糖尿病 合併症を食い止める!「腎症 早期発見の検査あり」

糖尿病腎症とは

糖尿病腎症とは

 糖尿病腎症は、腎臓が障害されて働きが低下し、尿にたんぱくがもれ出す病気です。腎臓には糸球体という細い血管が集まった非常に小さな組織があり、血液から老廃物を濾過して排出しています。しかし、血液中のブドウ糖が異常に増えると、糸球体が徐々に壊され、たんぱくが尿にもれてきます。また、老廃物を十分に取り除けなくなり、体内にたまっていきます。さらに、塩分や水分も十分に排出されなくなり、体内に蓄積されてむくみを生じます。進行すると、腎臓の働きが失われる腎不全という状態になり、透析治療が必要になることもあります。腎臓の働きが低下する前に治療を始めることが大切です。

早期発見の検査

早期発見の検査

 一般的な健康診断でも行われている腎臓の検査は、尿検査血液検査です。尿検査でたんぱくが出たら、腎臓に障害のあるサインです。血液検査では、腎臓の働きが低下すると血液中に増える老廃物である血清クレアチニンを調べます。しかし、糖尿病がある場合には、この2つの検査だけでは不十分です。糖尿病腎症を早く発見するためには、微量アルブミン尿検査を受ける必要があります。アルブミンは糖尿病のごく初期に尿中に少量もれてくるたんぱくですが、通常の尿検査ではわかりません。糖尿病と診断されている場合は少なくとも年1回、できれば半年に1回は微量アルブミン尿検査を受けることが大切です。検査で微量アルブミンが出た段階で発見してすぐ治療を受ければ、尿中にアルブミンがもれなくなり、腎症の症状が良くなる可能性もあります。

腎症を食い止める治療法については、
きょうの健康テキスト 7月号に詳しく掲載されています。

きょうの健康 テキスト

※2014年7月現在の情報です。