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2014年07月01日(火)放送

糖尿病 合併症を食い止める!「神経障害 足をチェック」

糖尿病の神経障害とは

糖尿病の神経障害とは

 糖尿病の神経障害は、全身に張り巡らされている末梢の神経が壊れていく病気です。糖尿病の三大合併症の中で最もよく起こるといわれ、糖尿病と診断されてから5年くらいの比較的早い時期に自覚症状が現れて気がつきます。
 最もよく見られる症状が、足の裏や足の指のしびれ痛み感覚まひです。進行すると、手にも同じ症状が現れることがあります。また、目の神経が障害されて眼球が一方に寄ったり、顔面神経が障害されて口がゆがむといった症状が現れることがあります。さらに、末梢神経のうち心臓、肺、胃、腸、泌尿器などさまざまな臓器の働きを調節している自律神経が障害されると、これらの臓器の働きに支障が生じ、発汗異常、立ちくらみ、不整脈、胃の動きの低下、下痢や便秘、排尿障害、勃起障害などが現れることがあります。

足をチェック

足をチェック

 神経障害を食い止めるには、血糖値を十分に下げ、血圧や脂質を適正な状態にコントロールし、お酒やたばこはやめることが必要です。また、神経障害が進行すると感覚がまひして痛みを感じにくくなるので、知らぬ間に足の潰瘍やえそが進行しないよう、傷や感染などがないか、足を毎日チェックすることが大切です。
 足の裏の見えにくいところは鏡に映してみたり、家族に見てもらいます。足はよく洗って清潔にし、荒れた部分は市販の保湿クリームなどで手入れをしましょう。日常生活では、「靴ずれを起こさないよう自分の足に合った靴を履く」「清潔を保つために靴下は毎日交換する」「爪を切るときは皮膚を傷つけない」などに気をつけます。また、こたつでの低温やけどにも注意しましょう。

神経障害の検査法については、
きょうの健康テキスト 7月号に詳しく掲載されています。

きょうの健康 テキスト

※2014年7月現在の情報です。