ホーム > 過去のテーマ 一覧 > 運動で健康「認知症予防の運動法」

メールで知らせる

クリックするとNHKサイトを離れます

過去のテーマ内容を印刷

2013年07月25日(木)放送

運動で健康「認知症予防の運動法」

運動で記憶能力に良い効果が得られる

運動した人としていない人の比較のグラフ

 認知症は記憶能力の低下などが徐々に進行していくもので、社会の高齢化に伴い患者数が増加しています。認知症の大きな要因は加齢で、アルツハイマー病や脳卒中などの病気が関わることで発症します。予防は難しいと思われがちですが、近年、認知症は生活習慣の改善で予防できる可能性があることがわかってきました。特に、運動の継続による効果が期待されています。
 運動の強度は「楽」から「ややきつい」と感じられる程度が目安です。楽しみながら行うと脳が活性化するため、認知症予防の効果がさらに上がることが期待できます。各自治体の介護予防教室などを利用するのもよいでしょう。

認知症予防の運動をやってみよう!

注意!
担当医から運動制限を指示されている場合は、運動を行ってよいかどうかを担当医に確認する

●「体を動かす」と「脳を使う」を同時に行う運動  1日10分間×週3回
下記の体を動かす運動と、脳を使う方法を同時に行う。慣れるまでは動きを止めないことを優先し、ステップ運動の順番を意識しすぎないようにする。

【体を動かすステップ運動】

運動をしている2S

  1. ステップ台(※)の正面に立ち、台の上に右足を乗せる。
  2. 左足も乗せて台の上に立つ。
  3. 右足を台から下ろす。
  4. そのあと左足も下ろす。
・この一連の動作を1サイクルとして、今度は左足から行う。これをリズムよく繰り返す。

※ スポーツ用品店や大型のホームセンター、福祉用品販売店などで購入できる。家の階段などを利用してもよいが、転倒しないよう注意して行う
【脳を使う方法】

・足し算や引き算などの計算を行う。
・野菜や果物の名前をあげていく
・2人で行う場合は、しりとりなどを行う

●歩いて筋力を強化するモンキーウオーク  1日1分間×週3回

見本の1S
横向き2S

  1. 両足を肩幅ほどに開き、まっすぐに立つ。
  2. 背筋を伸ばしたままゆっくりと両ひざを曲げて腰を落とし、両手を組んで前へ伸ばす。
  3. この状態のまま、前を見ながらゆっくりと歩く。

慣れてきたら...
歩幅を大きくして大股で行うと、さらに筋力を強化できる