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2011年08月04日(木)放送

徹底解決!ひざの痛み「ひざにやさしい生活術」

和式より洋式の生活を

日常生活のさまざまな動作によって、ひざには負担がかかっています。変形性ひざ関節症による痛みを軽減するには、運動療法に加えて、生活の中でひざにかかる負担を軽くすることも非常に重要です。床に布団を敷いて寝起きしたり、正座をしたりする和式の生活は、ひざを深く曲げるため負担も大きくなります。なるべく、和式より洋式の生活を心がけるようにしましょう。
布団での寝起きや正座のほかに、和式トイレの利用や猫背で歩くなどの動作も、ひざに負担をかける要因になります。生活の中で注意することが大切です。

ひざへの負担を減らす動作

【座り方】正座は避け、どうしても正座をしなければならないときには、お尻とふくらはぎの間に座布団を挟んだり、正座補助具を利用します。いすは座面の下に脚が入らないものはなるべく避けましょう。立ち上がるときには浅く腰かけ、ひざの曲がる角度が直角より小さくなるようにすると、負担が減ります。
【起き上がり方】床から立ち上がるよりも、ベッドの生活のほうがひざへの負担は少なくなります。起き上がるときにはまず体を横向きにし、次に両脚をベッドの外側へ出します。肘を使ってゆっくりと上体を起こし、立ち上がります。
【歩き方】猫背などで姿勢が崩れているとひざに過度に負担がかかるので、できるだけ正しい姿勢を心がけます。あごを引いて背筋を伸ばし、視線が下に落ちないようまっすぐ前を見て歩きます。ただし、高齢で猫背の人は姿勢を正そうとすると体が痛んだり、転倒しやすくなるので、無理に治さないようにします。

補助具を活用する 


足底板

ひざの内側にかかる負担を軽減して痛みを和らげる補助具には、足底板ひざ関節装具などがあります。症状の進行を抑える効果も期待できます。
足底板には、靴の中敷きにするタイプのほか、足に直接つけるタイプのものもあります。外側が高くなっていることで、O脚を矯正するように作用します。ひざ関節装具は、O脚を矯正してひざにかかる負担を軽減するものです。
これらの補助具は、ひざの状態や体型に合うものを使用する必要があるので、担当医と相談のうえ使用を検討してください。