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きょうの健康

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2011年08月01日(月)放送

徹底解決!ひざの痛み「こわばりだしたら要注意」

ひざの痛みの原因は?


ひざ関節

ひざ関節は、太ももの骨(大腿骨=だいたいこつ)とすねの骨(脛骨=けいこつ)から成る関節で、2つの骨の先端の表面は関節軟骨で覆われており、すき間が空いています。関節軟骨は弾力があり、衝撃を吸収して分散させる役割や、動きを滑らかにする働きがあります。中高年になると、ひざの痛みを感じる人が増えますが、その原因の多くを占めるのが、ひざの関節軟骨がすり減って炎症が起こる変形性ひざ関節症です。初期にはひざのこわばりとして現れることが多く、ほうっておくと歩行困難につながることもあります。

変形性ひざ関節症の進行


変形性ひざ関節症

日常の動作などからひざに負担がかかり、ひざの関節軟骨がすり減ってくると、大腿骨と脛骨のすき間が狭くなります。そして、すり減った関節軟骨のかけらによって炎症が起こり、ひざに痛みが現われるようになります。また、関節軟骨のすり減りが進むと、骨どうしが直接ぶつかるようになり、ひざ関節の変形が進んで強い痛みが生じます。さらに進行すると、骨自体も変形していきます。
変形性ひざ関節症の初期では、動かし始めるときにこわばり重だるさを感じます。やがて、ひざを動かし始めるときに痛むようになります。この段階をほうっておくと、関節軟骨のすり減りが進行し、歩行中などにも痛みが続くようになります。さらに悪化すると、ひざの曲げ伸ばしや歩行が困難になります。

危険因子を知り 進行を予防する

日常生活を送るだけでもひざには負担がかかっていますが、変形性ひざ関節症の危険因子としては「40歳以上」「肥満」「運動不足」「靴の外側がすり減る(O脚)」などが挙げられます。加齢などは避けることができませんが、肥満や運動不足は改善することのできる危険因子です。
現在のところ、関節軟骨は一度すり減ってしまうと元に戻りません。ひざにこわばりや重だるさを感じた段階から、「体重を減らしてひざにかかる負担を少なくする」「運動をしてひざ周りの筋力をつける」など、ひざのための"手入れ"をして、関節軟骨をすり減りにくくすることが大切です。