ホーム > 過去のテーマ 一覧 > あなたも予備群!? 痛風・高尿酸血症「まずやめる! 食べすぎ 飲みすぎ」

メールで知らせる

クリックするとNHKサイトを離れます

過去のテーマ内容を印刷

2011年04月26日(火)放送

あなたも予備群!? 痛風・高尿酸血症「まずやめる! 食べすぎ 飲みすぎ」

高尿酸血症と肥満の関係


肥満

尿酸値の高い状態が続くと、痛風発作を起こしたり、尿路結石、腎臓病、高血圧、心臓病といった病気が発症しやすくなります。このような合併症を防ぐためには、尿酸を適正な値に下げることが大切です。しかし、尿酸値を下げるには、プリン体の摂取を控えるだけでは十分な効果は得られません。
高尿酸血症の人の多くには肥満があることがわかっています。肥満があるとインスリンの働きが悪くなり、尿酸を産生する量と排出する量のバランスが崩れてしまうためと考えられています。肥満を解消することは、高尿酸血症や痛風の予防・改善につながります。

痛風・高尿酸血症の治療


高尿酸血症の治療

高尿酸血症の治療法には、主に生活習慣の改善と薬物療法があります。何回か痛風発作を起こしたことがある場合は、尿酸値の程度とは関係なく薬物療法が行われます。あわせて生活習慣の改善も行います。痛風発作を起こしたことがない場合は、尿酸値のほか、尿路結石、腎臓病、高血圧、心臓病などの有無によって治療法が選択されます。
尿酸値が7mg/dlを少し超えている程度であれば薬物療法はあまり行われず、まず生活習慣の改善を行うことが基本になります。尿酸値が8mg/dlを超えている場合も基本は生活習慣の改善ですが、合併症があるときは、併せて薬物療法を行います。尿酸値が9mg/dlを超えている場合は、痛風発作が非常に起こりやすい状態にあるため、薬物療法と生活習慣の改善を同時に行います。

生活習慣の改善


生活習慣の改善

尿酸値を下げるには、生活習慣を改善することが大切です。食べすぎは肥満を招くほか、総合的にプリン体の摂取量を増やす可能性があるので、食べすぎないようにします。また、アルコールには尿酸値を上げる作用があるので、ビールに限らず節酒をすることが大切です。ほかにも、水分をとる量が少ないと、尿の量が減って尿酸の排せつが悪くなるため、水分を多めにとるよう心がけます。運動は、筋力トレーニングや短距離走など激しい運動は避け、ウオーキングや水泳などの有酸素運動を行いましょう。