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2011年04月06日(水)放送

シーン別腰痛対策「しっかり運動で治す」

痛みを和らげるには


腰痛は、重症度や治療の緊急度によって"赤信号・青信号・黄信号"の3つに分類することができます。「赤信号の腰痛」は、腰痛の背後に重い病気が隠れている危険性のある腰痛です。頻度は低いものの、すぐに治療が必要な場合があります。「青信号の腰痛」は、腰痛を招く重い病気、不安やストレスなどがなく、特に治療を受けなくても自然な改善が見込まれる、心配のないタイプです。「黄信号の腰痛」は、本来は青信号の腰痛なのですが、不安やストレスなどによって痛みが慢性化するタイプです。腰痛の9割以上は青信号と黄信号の腰痛で、これらは運動をすることで痛みを和らげることができます。

腰回りだけでなく 全身を動かす

痛みの改善には、全身の運動と腰回りの運動を組み合わせて行います。ウオーキングなどの全身の運動では、筋肉が鍛えられると同時に心肺機能が高まって血流が良くなるため、腰痛改善だけでなく基礎体力もつきます。また、腰椎を支える腹筋と背筋を鍛えることも大切です。自分の筋力に合わせて、痛みが出ない範囲で行いましょう。
【ウオーキング】
猫背にならずに胸を張り、まっすぐ前を見ます。軽くひじをまげて腕をしっかり振り、大きめの歩幅でかかとから着地するように歩きます。15~20分ほど、汗ばむくらいまで続けるとよいでしょう。


【背筋】
いすに浅く腰かけて背中にクッションを挟みます。上体をゆっくり後ろに倒してクッションを押しつぶし、5秒ほど静止してゆっくり元に戻します。

【腹筋】
いすに浅く腰かけ、上体をゆっくりと後ろに倒し、背中がいすの背につく少し前で静止します。5秒ほどたったらゆっくりもとに戻します。

歩くことに不安がある人は

運動をするうえで最も大切なのは"やってみること"と"続けること"です。いきなりウオーキングを始めるのが不安であれば、まずは安定したものにつかまって膝を軽く曲げるスクワットや、机などに手をついて行う片脚立ちで、全身を動かしてみましょう。運動は少しずつでも毎日続けていくことが大切です。再発予防にもなるため、痛みが治まった後も続けましょう。