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2009年04月20日(月)放送

痛いだけじゃない!痛風の予防と治療「こんな人が危ない」

Q どんな人に痛風が起こりやすいの?

男性


痛風危険度チェック

痛風危険度チェック

「痛風」は、足の親指などの関節に、激しい痛みを伴う関節炎の発作(痛風発作)が起こる病気です。圧倒的に男性に多く、以前は"中高年の男性に多い病気"として知られていました。ところが、最近は若年化が進み、20~30歳代という若い年代の男性に発症が増えているのが特徴です。
痛風は、血液中の尿酸値が高い「高尿酸血症」が長く続くことで起こります。高尿酸血症が続くと、過剰な尿酸が結晶となって足の親指などの関節にたまり、腫れ、熱、激しい痛みを伴う痛風発作が起こるようになります。

肥満がある人

誰の体内にも、一定量の尿酸が存在しています。体内で尿酸を「つくる」働きと、「排せつする」働きのバランスがとれていれば、尿酸の量は一定に保たれ、問題はありません。ところが、「肥満」があると、尿酸を排せつする働きが低下し、「痛風・高尿酸血症」が起こりやすいといわれています。
「肉食中心の食事」など、高エネルギーの食品をとり続けることも、肥満を招きやすいので、注意が必要です。また、痛風を起こしやすい体質があることがわかっていますので、家族に痛風患者がいる人も、注意が必要です。痛風を起こしやすい食習慣を共有していることも関係しているのかもしれません。

お酒をよく飲む人

お酒をよく飲む人は、「痛風・高尿酸血症」になりやすいことがわかっています。「プリン体」は、細胞の核などに含まれている物質で、プリン体が分解されるときにできる老廃物が「尿酸」です。アルコールが分解される際にはプリン体も分解されるため、飲酒量が多ければ、尿酸値は上がります。
ビールにはプリン体が多いことが知られていますが、ビールだけでなく、どのアルコール飲料にも尿酸値を上げる作用があります。また、大量の飲酒は、腎臓が尿酸を排せつする働きを低下させます。「水分をあまりとらない」「ストレスが多い」「激しい運動をする」なども、尿酸値を上げる要因になります。