特発性血小板減少性紫斑病の症状

健康な人の場合、衝撃によって血管が破れると、傷口に血小板が集まり、血が固まって止まります。この血小板が不足するために出血が止まりにくくなるのが特発性血小板減少性紫斑病です。軽い衝撃でも内出血して紫斑(あざ)ができてしまったり、歯ぐきなどの粘膜から出血したりします。重症になると、けがのときに大量出血したり、頭蓋内出血して命にかかわることもあります。何らかの原因によって免疫の働きが血小板を攻撃して減少させてしまうことによって起こります。