流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の症状

流行性耳下腺炎は、おたふくかぜとも呼ばれ、感染力が極めて高いムンプスウイルスの感染で起こる、幼児から小学校低学年くらいまでの子どもに多い病気です。主な感染経路は、飛まつ感染と接触感染です。頬やあごの下などが腫れて痛みが生じ、発熱します。無菌性髄膜炎や、ムンプス難聴と呼ばれる感音性難聴、精巣炎など、さまざまな合併症を生じることがあり、後遺症を引き起こす場合もあります。