2017年07月22日(土)放送

30代から要注意!痛風の新常識

痛風とは?

痛風

体内に尿酸が増え、結晶化して関節などにたまることで起こる病気です。主な症状は、足の親指など関節の腫れを伴う痛みで、このような症状が現れることを「痛風発作」といいます。
特に「高尿酸血症」(尿酸値が7mg/dLを超えている状態)の人は、注意が必要です。尿酸値が高い状態が続くと、腎臓の機能が低下する可能性が高くなり、尿路結石や動脈硬化、高血圧なども引き起こします。

尿酸値を下げるチョイス①食事の管理

スタジオの様子

体の中の尿酸が増える原因のひとつが、「プリン体」とよばれる物質です。
食べ物やビールなどに含まれる「プリン体」の量を把握して食べ過ぎや飲みすぎに注意しましょう。アルコール自体に、尿酸値を高くする働きがあるので、飲酒は適量にしましょう。甘味清涼飲料などに含まれる「果糖」も、分解される時に「プリン体」を作り出すので甘いものの取りすぎにも注意してください。水分不足も尿酸値を高くする原因となるので注意が必要です。
野菜や豆類にもプリン体は含まれますが、植物由来のプリン体は痛風の発症には影響しないとされています。また、コーヒーや乳製品、ビタミンCには尿酸値を下げる効果があると言われています。

尿酸値を下げるチョイス②運動

BMIが高い人や内臓脂肪の多い人ほど、高尿酸血症になりやすいことが明らかになっています。
尿酸は、約1割が尿として排泄されますが、残りの約9割は体の中へと戻り再吸収されます。肥満になると、この再吸収が、さらに促進され体の中の尿酸の量が増えるのです。
肥満解消のために運動は欠かせませんが、「激しい運動」はプリン体を増やす原因となるので禁物です。軽いジョギングやウォーキングなどから始めましょう。

尿酸値を下げるチョイス③薬

高尿酸血症の人が「痛風発作」を起こした場合の治療は、尿酸を下げる薬をのみ続けるのが基本です。「痛風発作」の原因となる結晶化した尿酸は、体内の尿酸値を低く保っていると数年で消えていきます。