2017年05月13日(土)放送

早めに対策!大腸がん

早期発見のチョイス

大腸がんは、早期に発見し治療すればほぼ治るがんといわれています。また、早期に発見することで内視鏡治療など体に負担の少ない治療が選べます。
早期発見のためには、定期的に検査を受けることが大切です。

早期発見のチョイス

<便潜血検査>
便潜血検査
便に血液が付着しているかどうかをみることで、大腸がんの可能性を調べる検査です。がんがあると便が通過するときにすれて、ごく少量出血することがあります。検査ではこの微量の血液の成分が便に混じっているかどうかをみて、大腸がんの可能性を調べるのです。
この検査で「陽性」が出て「要精密検査」と判定された場合は、大腸がんの可能性があるので、大腸内視鏡検査をぜひ受けて下さい。
<大腸内視鏡検査>
大腸内視鏡検査
先端にカメラが付いた管を肛門から入れて、大腸の中の様子を見る検査です。
検査を行うには大腸を空にする必要があるため、前日の食事は3食ともおかゆなど消化の良い食べ物をとり、夜には翌朝の便を出しやすくするために下剤を飲みます。検査のおよそ5時間前から1〜2リットルの液体の下剤を1時間半ほどかけて少しずつ飲みます。下剤を飲んではトイレに行くのを繰り返して大腸を空にします。大腸が空になったら検査の準備は完了です。検査自体は15分〜20分程度で終わります。

早期治療のチョイス

<内視鏡治療>
内視鏡治療
早期の大腸がんに行うことができる治療法です。カメラが付いた管を肛門から入れ、がんを取り除きます。
ほとんどの場合、がんやポリープはきのこ型にできますが、その場合は管の先端から金属製の輪を出して、がんにかけて根元を締め、電流で焼き切って取り除きます。きのこ型ではなく平べったい形をしたがんができることもあります。その場合は「ESD」と呼ばれる治療を行います。ESDは輪ではなく電気メスを管の先端から出してがんを切り取ります。

予防のチョイス

<運動>
「日頃ほとんど体を動かしていない人」と「運動や肉体労働など体をよく動かしている人」とでは、「体をよく動かしている人」の方が大腸がんのリスクがおよそ3割も低いことがわかっています。運動を心がけましょう。
<食物繊維>
食物繊維
大腸がんと食事との関係で注目されているのが食物繊維です。1日にとる食物繊維量が10g未満の人は大腸がんのリスクが高いというデータがあります。食物繊維が不足しないように気をつけましょう。