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2016年01月16日(土)放送

気になる 子どもの発熱

子どもが熱を出したときのチョイス①家庭でのケア

38度を超える発熱がある場合でも、本人が元気にしていれば慌てて医療機関に連れて行く必要はありません。家庭でケアしてあげるのが良いでしょう。

熱が上がっている最中は寒気を伴いますが、熱が上がりきったら薄着にして放熱するようにしてあげましょう。あつがっていたら、濡らしたタオルなどで、首の横、脇の下、脚の付け根を冷やしてあげるようにしましょう。太い動脈が通っている箇所を冷やすのが効果的です。
この時、子どもは脱水症状に陥りやすいので、本人が飲みたいものを与えて水分補給をするようにしましょう。おすすめは麦茶、子ども用イオン飲料、経口補水液(医師と相談)です。また、食事は無理にとらなくて構いません。食事をとる場合はおかゆ、うどん、スープなど消化のよいものがおすすめです。

子どもが熱を出したときのチョイス②受診した方がよいケース

こんな時は受診しましょう。
  • 38度以上の発熱でぐったりして顔色が悪い
  • 激しいおう吐や下痢を1日に何度も繰り返す(ウイルス性胃腸炎などが考えられます)
  • 咳き込んだり、胸の音がゼーゼーして眠れない(呼吸状態が悪化している可能性があります)
  • 水分を受けつけない場合(脱水症状に陥る危険性があります)
  • 月齢5か月未満の乳幼児(感染症が重症化する可能性があります)
  • 色の濃いおしっこが何度も続いたり、12時間以上おしっこが出ないとき
  • 熱性けいれんを初めて起こしたとき。または2回目以降で5分以上けいれんが続いた場合

熱性けいれん

「熱性けいれん」とは、乳幼児が熱を出したときに起こるけいれんや、一時的な意識障害のこと。脳がまだ未熟なため、高熱を出すと脳の電気信号がうまく調節できず、筋肉に勝手な指令を出してしまうからだと考えられています。

対処法は
  1. 平らな場所に寝かせ衣服を緩める。絶対に体は揺らさないようにしましょう。
  2. 顔を横に向けてあげましょう。おう吐があった場合、のどを詰まらせないためです。

熱性けいれんが起こっている間、けいれんが続く時間と、顔や全身の様子をチェックします。5分以上続けて何度もけいれんしたり、けいれんに左右差があった場合は別の病気の可能性があります。様子をしっかり確認して医師に伝えられるようにしましょう。

RSウイルス

2歳までにほぼ100%感染するとされています。軽くかかった場合は発熱もなく咳が出る程度ですが、乳幼児の場合は肺炎や細気管支炎などの合併症を引き起こす可能性があります。