心筋症の治療法

突然死を起こしやすい心筋症には「肥大型心筋症」、「拡張型心筋症」、「不整脈源性右室心筋症」などがあります。
これら3つの病気では、いずれも突然死を引き起こす危険な不整脈を抑える治療が行われます。
薬による治療として、心拍や血圧を抑えるβ遮断薬や抗不整脈薬などが用いられます。
また、必要に応じて植え込み型除細動器という装置を使用します。これは、本体を簡単な手術で鎖骨下に埋め込み、リードと呼ばれる導線を心臓まで送り込むものです。心室細動が起きたら、心臓に電気ショックを送り、拍動を正常にもどします。