目の病気を症状からチェック!~白内障や緑内障の兆候を見逃すな~

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あなたの目の症状から病気をチェックする

目は多くの情報を取り込む大切な器官。その大切な目を守るためには、病気の早期発見・早期治療が重要です。目の症状には、それほど心配のないものから失明につながるような病気のサインまでさまざまあります。下のリストであなたの目の症状をチェックしてみましょう。リストの④~⑫は片目ずつチェックしてみてください。

目の症状チェックリスト

①~③の症状に当てはまった場合は・・・
乾燥や使い過ぎが原因!?

「目がショボショボする」「目の奥が痛い」「目が乾く、ゴロゴロする」といった症状は、不快ですが、とくに失明の心配はいらない症状といえます。こうした症状は、主に目の使いすぎや乾燥が原因の可能性があります。
ときどき遠くを見て目の筋肉を休ませたり、涙に近い成分の目薬をさすなどして、目をいたわりましょう。

④~⑦の症状に当てはまった場合は・・・
水晶体に問題が!?

目の前方にある水晶体に問題が起こっていることが考えられます。水晶体はカメラのレンズに相当し、ピントを合わせる働きをする透明な組織です。
年齢とともにこの水晶体が硬くなると、細かなピント調節がしにくくなり、「ピントが合いづらい」という症状が出てきます。これが老眼です。
また、白内障になると、本来は透明な水晶体が濁ってしまうため、「目がかすむ」「晴れた日の屋外や対向車のライトなどが以前よりまぶしく感じる」「眼鏡やコンタクトレンズの度数を変えても見えにくくなった」といった症状が現れます。

目の断面

⑧~⑩の症状に当てはまった場合は・・・
網膜や黄斑部に障害!?

「ものがゆがんで見える」という症状がある場合は、目の奥の網膜黄斑部の障害が疑われます。代表的な病気には、加齢黄斑変性糖尿病網膜症網膜はく離などがあります。
黄斑部とは、網膜の中心にある小さなへこみで、光を感じ取る細胞がとくに多く集まっている場所です。この黄斑部が障害されると、「字の一部が欠けて見える」「字が大きく見える、または小さく見える」といった細かな見えにくさが出てくることがあります。

⑪・⑫の症状に当てはまった場合は・・・
緑内障の可能性が!

「ぼやけて見える部分がある」「視野が狭くなった」という症状に当てはまる場合は、緑内障など視神経に関わる病気の可能性があります。

とくに視神経や網膜といった目の奥の障害は、最悪の場合失明につながるおそれがありますので、「見え方が今までと変わった、おかしい」と感じたら、眼科を受診することをおすすめします。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年10月号に詳しく掲載されています。

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