詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年4月 号に掲載されています。

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変形性ひざ関節症は進行度によって症状が変化します。
上のひざのエックス線写真を見ると、「軽度」では、骨と骨のすき間が少し狭くなり軟骨が減っているのがわかります。軽度の場合、「立ち上がるときに痛む」、「ひざがこわばる」、「動き始めに痛む」などの症状が現れます。
「中等度」では、関節軟骨や半月板がすり減り、骨と骨のすき間がさらに狭くなります。中等度の場合、ひざを完全には曲げられず「正座しにくい」、「階段の上り下りでひざが痛む(特に下り)」「ひざに水がたまる」などの症状が現れます。
「重度」になると、軟骨や半月板がほとんどなくなり、骨がむき出しになって、骨と骨が直接触れ合うようになります。
重度の場合、ひざ関節の変形も進み、痛みが強くなります。「じっとしていても痛む」、「ひざの曲げ伸ばしが難しい」、「歩くときにひざが横揺れする」、「歩行困難」などの症状が現れます。
ひざ痛があって一度も検診を受けたことがない人、もしくは、少しでも違和感がある人は、整形外科を受診することをお勧めします。
詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年4月 号に掲載されています。