悪性リンパ腫とは?しこりの多くは痛みがない!

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悪性リンパ腫とは

血液がんのなかで最も患者数が多いのが悪性リンパ腫です。

悪性リンパ腫は、白血球に含まれるリンパ球、または造血幹細胞から分化したリンパ芽球ががん化することで起こります。リンパ球は、病原体や異物を排除する免疫の働きを担い、骨髄や血液のほか、全身に点在するリンパ節やさまざまな臓器に分布しています。がん化したリンパ球は主にリンパ節で増殖し、腫瘍を作ります。
腫瘍は全身の臓器に生じる場合もあり、なかでも胃や腸に生じるケースが多く見られます。

『悪性リンパ腫の種類』に関する記事はこちら

悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の症状で最も多いのが、首やわきの下、脚の付け根などのリンパ節の腫れで、しこりを感じることもあります。大きさは1~5cmのものが多く、大きいほど悪性リンパ腫の可能性が高くなります。多くの場合、痛みはありません。腫瘍のできた場所により、足のむくみや、せき・呼吸困難、腹痛や嘔〔おう〕吐、足のまひなどの臓器の障害が現れることがあります。発熱、体重減少、大量の寝汗などが起こることもあります。

これらの症状で医療機関を受診すると検査が行われますが、ほかの病気の検査や検診のときに悪性リンパ腫が見つかる場合もあります。たとえば胃の内視鏡検査で胃に、腹部超音波検査で腹部に、胸部エックス線検査で胸に、それぞれ悪性リンパ腫が発見されることもあります。

『悪性リンパ腫の進行』に関する記事はこちら