基本は禁煙。ほかに薬物療法なども行われるCOPDの治療

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COPDの治療はまず禁煙!

COPDの治療はまず禁煙!

COPDの治療の基本は禁煙です。喫煙をやめることで、せきやたん、息切れなどの症状が軽くなるだけでなく、肺機能の低下もゆるやかになります。

肺機能は、非喫煙者が20歳以降ゆっくり低下していくのに対し、喫煙を続けている人は急速に低下していきます。そのため、COPDになると、平地を歩いても息切れが起こる、さらには、安静にしていても呼吸が苦しくなるといった症状が起こりやすくなります。禁煙を始めると、その時点から肺機能の低下が、非喫煙者と同じようにゆるやかになってきます。

どうしても禁煙ができない人は、禁煙外来を受診することがすすめられます。

COPDのさまざまな治療法

COPDの治療

COPDの治療には、禁煙以外にもさまざまな方法があります。

呼吸リハビリテーションでは、息切れを起こしにくい呼吸法生活動作のしかたを学びます。

吸入気管支拡張薬吸入ステロイド薬は息切れを軽減し、活動量を保つためにも重要です。

COPDの人は、インフルエンザや肺炎にかかると肺機能が一気に低下する危険性があるので、インフルエンザや肺炎球菌の予防接種を受けることも大事です。

COPDが進行して肺に十分な酸素を取り込めなくなったときは、高濃度の酸素を発生させる器械を使って、酸素を吸入して呼吸を助ける在宅酸素療法が行われます。症状によっては、携帯用の酸素ボンベを使って外出したり、国内旅行をしたりすることも可能です。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2017年2月号に詳しく掲載されています。

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    肺の病気 総力特集「COPD」

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