高血圧の自己対策1 減塩を心がける!

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塩分が高血圧を招くワケ

血圧上昇の仕組み
1日の食塩摂取の目標

塩分をとりすぎると血圧が高くなるのはなぜでしょうか?
塩をとりすぎると、私たちはのどが渇いてしまうので、水をたくさん飲みます。すると、血液の量が増えるため血圧が上がります。その状態のままでは危険なため、腎臓の働きによって水と塩分を尿として体外に排出し、バランスを保っています。ところが、腎臓が処理できないほどに塩分をとりすぎてしまうと、血圧の高い状態が続いてしまうのです。
高血圧を予防するには、食塩の摂取量を適切な量に抑えることが大切です。
持病のない健康な成人男性の場合、1日8g未満、持病のない健康な成人女性の場合は1日7g未満(以上、厚生労働省「日本人の食事接種基準2015」より)、高血圧の人の場合は1日6g未満(日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」より)を目標にしてください。
とはいえ、実際には男性だと1日に11.0g、女性は9.2gの塩分をとっているとされています。以前に比べれば日本人の食塩摂取量は減ってはいるものの、まだまだとりすぎているのが現状です。

難しい減塩を実現するには

どんな食品から食塩をとっている?

塩分を減らすには、普段の食事を薄味にすればよいのですが、長年慣れ親しんだ味付けを変えるのは、なかなか容易なことではありません。そのため、減塩生活に挫折してしまった経験のある人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、加工食品や調味料などの塩分をチェックする方法です。
いまの食生活では、1日の食塩摂取量のうち、加工食品や調味料などに含まれる「見えない塩分」が約7割と、非常に大きな割合を占めています。そこで、どんな食品にどれくらい塩分が含まれているかを知り、なるべく塩分量の少ない食品を選ぶ行動を積み重ねることで減塩につなげるのです。
ほかにも、最近は塩分控えめでおいしい商品も増えているので、薄味に慣れることはもちろん、こういった減塩食品を上手に取り入れて、挫折しない減塩を実践してください。

この記事は以下の番組から作成しています

  • きょうの健康放送
    これを見れば下げたくなる!高血圧「まずは減塩!」