何のために受けるの?

人間ドックは「生活習慣病の対策と管理」「動脈硬化の予防」「がんの早期発見」を主な目的としています。
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人間ドックは「生活習慣病の対策と管理」「動脈硬化の予防」「がんの早期発見」を主な目的としています。
加入している保険によっては、人間ドックの費用の「補助制度」があります。この制度を申請することで、人間ドックの費用の一部を負担してくれることがあります。人間ドックを受けるときには、加入している保険に人間ドックについてどのような補助制度があるか調べてみることも大切です。
例えば、人間ドックの胃の検査は、主に2つあります。上部消化管X線検査(バリウムの検査)と胃の内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)です。これらの検査は、人間ドックで受診者自身がどちらかを選ぶようになっていることが多いです。
※ 内視鏡検査では、ごく早期の胃がんやがんになる前の異常まで見つけられる可能性がありますが、費用は一般的にX線検査より高いです。考え合わせて選択しましょう。交互に受けるというチョイスもあります。
胃の内視鏡検査をがん検診でも選択できる自治体もあります。
自治体で受けることのできるがん検診は、胃がん検診のほか、肺がん検診・大腸がん検診・子宮がん検診・乳がん検診といったものがあります。人間ドックだけでなく、こうした自治体の検診についてもご検討してみてください。
人間ドックでは基本メニューにあわせて様々なオプションがあります。年齢、性別、生活習慣に基づいて必要なオプションを選択することが大事です。
過去の人間ドックで「問題ない」と言われていても、気になる自覚症状がある場合には、医療機関を受診しましょう。