息苦しさに要注意

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息苦しさの原因1 自然気胸

息苦しさの原因1 自然気胸

自然気胸とは、何らかの原因で突然 肺に穴があいて空気が漏れ、その空気の圧力で肺が縮んでしまう状態のことをいいます。いくら息を吸っても肺が十分には機能しないため、酸素が足りなくなり、息苦しさを感じます。いったんかかると、再発の可能性が非常に高い病気です。
肺に穴があく原因は様々です。事故などで肋骨が折れて肺にささって穴があく場合もありますが、喫煙や病気などが原因の場合には、肺の胸膜のすぐ内側に存在するのう胞の破裂によって起こります。のう胞は、隣り合う肺胞同士が、間の壁が壊れてくっつき風船状に膨らんだものです。

自然気胸の治療方法1 胸腔ドレナージ術

軽度の自然気胸(肺の縮み方が小さい)の場合、1週間程度の安静で肺にあいた穴が自然とふさがることが多いといわれています。
一方、肺の縮み方が大きい場合は、脇から管を入れて肺の周りに溢れた空気を出す、胸腔ドレナージ術と呼ばれる治療が行われます。

自然気胸の治療方法2 カバーリング術

のう胞が多く、再発の危険性が高い人に行われ、再発率を10%以下に抑えることができると考えられています。
特殊な繊維でできた網をのう胞が多い場所を中心に被せる最新医療で、内視鏡を使って行われます。のう胞の発生は防げませんが、のう胞が破れづらくなるので再発防止になります。

息苦しさの原因2 心不全

心不全で心臓の働きが低下すると、肺に水分が溜まってしまい、息苦しさを感じることがあります。
例えば、脈が速くて心臓の働きが低下している場合には、脈を遅くする薬や利尿剤を使って治療します。

息苦しさを防ぐリハビリ

息苦しさを防ぐリハビリ

脚の体操

息を吐きながら立ち座りを繰り返します。動作のときに息を吐くことがポイントです。

首の体操

  1. 胸に両手をあてて息を吸いながら首をそらします。
  2. 息を吐きながら戻します。

肩の体操

  1. 椅子の横を片手でつかみます。
  2. 首を曲げた状態で息を吸います。
  3. 息を吐きながら戻します。

息苦しくなったときの対処法

  1. 座った状態でテーブルに肘をつき身体を丸めます。
  2. 口をすぼめてゆっくり息を吐きます。