手根管症候群のセルフチェック法を解説 発症しやすい人の特徴とは

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手根管症候群手・腕が痛いしびれがある手・腕

手根管症候群が起こりやすい人

手根管症候群が起こりやすい人

手根管症候群は、「妊娠・出産期」「更年期以降の女性」に多いのが特徴です。この原因はよくわかっていませんが、女性ホルモンのバランスの乱れが関係しているとされています。
また、「手首の骨折経験者」、仕事・スポーツ・家事などで「手首を使い過ぎている人」にも起こりやすくなります。
長期間「人工透析を受けている人」は、アミロイドというたんぱく質が手根管内にたまりやすいため、これが神経を圧迫して発症しやすくなります。

セルフチェック法

手のしびれは、脳卒中・糖尿病・首の病気などの別の病気が原因で起こる場合もあります。手のしびれの原因が「手根管症候群」かどうか確かめる方法として、あえて手首を圧迫してしびれを起こしやすくする「ファーレンテスト」があります。

セルフチェック法
ファーレンテストのやり方
  1. 体の正面で両手の甲を合わせる
  2. 1分間その状態を保つ
    1分以内に手がしびれたり、もともとあったしびれが強くなったりする場合は、手根管症候群が疑われます。しびれが強くなる場合はその場でテストをやめてください。

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手指の痛みとしびれのQ&A

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この記事は以下の番組から作成しています

  • きょうの健康 放送
    手指の痛みとしびれ「手根管症候群」