睡眠時無呼吸の検査

閉塞性睡眠時無呼吸かどうかを診断する検査は、主に2つあります。
パルスオキシメーター検査では、医療機関で貸し出される携帯型の機器で、自宅にて睡眠中の酸素飽和度と脈拍を測定して無呼吸や低呼吸を推測します。検査で無呼吸や低呼吸が1時間あたり5回以上ある場合は、終夜睡眠ポリグラフ検査を行い、詳しく調べます。
終夜睡眠ポリグラフ検査は、入院して行う検査で、体中にセンサーを取り付けて、脳波や眼球運動、筋電図などから眠りの種類や深さを、口と鼻の気流、胸・おなかの動き、いびきの音などから呼吸の状態を調べます。この検査では無呼吸・低呼吸の総回数・AHI(無呼吸・低呼吸指数)がわかり、そのAHIに合わせて、治療を選択します。