2タイプある動脈硬化とは

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2つのタイプがある動脈硬化とは

2つのタイプがある動脈硬化とは

動脈硬化には、2つのタイプがあります。
1つは、血管の内膜に悪玉といわれるLDLコレステロールが溜まることで血液の通り道が狭くなるアテローム動脈硬化と呼ばれるものです。血液中を流れるLDLコレステロールが内皮細胞の下に入り込み、血管内腔を狭め、血液をスムーズに通せなくなり、血流が悪化します。
もう1つは、血管の中膜の部分にカルシウムが沈着して血管が硬くなる石灰化と呼ばれるタイプです。
石灰化は、内膜と中膜に起こりますが、アテローム動脈硬化が起きていない場所にも起こります。血管の石灰化が進行すると、血管が伸び縮みしにくくなってしなやかさがなくなり、血流によるダメージを受けやすくなります。
動脈硬化の危険性が高いのは、脂質異常症、内臓脂肪型肥満、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、睡眠時無呼吸症候群などの方と考えられています。
下記の表は、日本動脈硬化学会が発表している一部を抜粋したもので、60歳から74歳の方で、糖尿病や腎臓病のない方が、今後10年間に心筋梗塞などで死亡するリスクをみるものです。
喫煙の有無、総コレステロールの数値、収縮期血圧の数値を当てはめていくと危険度がわかります。
死亡率が高くなるということは、発症率も高くなります。一般に発症率は死亡率の3倍と考えられています。

2つのタイプがある動脈硬化とは

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