動脈硬化の進行度がわかる検査2

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ABI検査

ABI検査

ABI検査は、足首の血圧と上腕の血圧を比べる検査です。
正常な場合、足の血圧は上腕よりも「高く」なります。もし、足首の血圧が上腕より低い場合は、下肢の閉塞性動脈硬化症という病気である可能性があります。閉塞性動脈硬化症になると、脚の血流が悪化して足先に血液が届かなくなるため、歩くと足が痛くなり、さらに進行すると足先が壊死することも。
ABI検査で足の動脈硬化が進んでいることがわかった場合には、全身の動脈硬化がかなり進んでいると考えられます。

PWV検査

PWV検査

PWV検査は、血管の硬さを調べる検査で、脈波伝播速度検査とも言われます。
心臓の拍動の衝撃、つまり脈が、どのくらいの速さで足首まで伝わるかを測定します。健康な軟らかい血管では脈がゆっくりと伝わり、動脈硬化が進んだ硬い血管では脈が速く伝わります。この検査によって血管の老化がどれくらい進んでいるのかを示す「血管年齢」を割り出すことができます。
PWV検査の結果が速ければ速いほど、脳卒中や心筋梗塞などを起こす危険性が高いことがわかっています。PWV検査は循環器内科や血管外科で受けることができますし、人間ドックのオプションで選ぶことも可能です。

FMD検査

FMD検査

FMD検査は、血管の老化を早い段階で見つける検査法です。
動脈硬化の初期は、血管の一番内側にある内膜の内皮細胞が傷つくことから始まりますが、FMD検査では、この内皮細胞の機能が正常かどうかを調べます。
検査方法は、安静時の血管の直径を測定後、腕の動脈を圧迫して、5分程度血流を止めたあと、圧迫を解除して血流を再開したときの血管の直径の変化を超音波で測定します。健康保険を使うことができ、人間ドックに取り入れているところもあります。

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