慢性腰痛と脳の関係

本来、脳には「腰痛などの痛みを和らげる仕組み」があります。
腰から痛みの信号が脳に伝わると、脳から「ドパミン」をはじめとする神経伝達物質が放出されます。この「ドパミン」が出ると、痛みの信号を脳に伝える経路が遮断されます。そのため、通常は腰痛などがあっても、痛みが気にならなくなったり、がまんできるようになったりします。

ところが、腰痛や腰を動かすことに対する不安や恐怖にさらされていると、脳が影響を受け、「ドパミン」が放出されにくくなります。そのため「痛みを和らげる仕組み」がうまく働かなくなります。すると、その痛みがさらにストレスとなり、悪循環になって腰痛が長引いてしまいます。
「これだけ腰痛体操(腰痛3秒体操)」で悪循環を断ち切る!
「これだけ腰痛体操(腰痛3秒体操)」を続けて、「腰痛があっても動ける」というように、安心や自信を植え付けることができると、腰痛や腰を動かすことに対する不安や恐怖が打ち消されることがあります。「痛みを和らげる仕組み」を取り戻すことができるんです。腰痛が続くと思ったら、発症から1~2か月以内にこの体操を始めると慢性腰痛の予防になりますし、発症から3か月以上経っていたとしても改善は可能です。

また、「これだけ腰痛体操(腰痛3秒体操)」を続けることで、腰に負担のかかる姿勢を修正できるだけでなく、背筋の血流が改善するので疲労回復しやすくなることも期待されます。まずは「これだけ腰痛体操(腰痛3秒体操)」を試し、大丈夫だったら続ける、そして自信がついたらさまざまな活動を再開してイキイキと過ごしましょう。
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