寝る前に書く「3つのいいこと」 ポジティブ心理学で自己肯定感アップ

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セルフケア・対処うつ病うつ状態が続くイライラする意欲の低下こころ

3つのいいことで自己肯定感アップ

アメリカの心理学者で「ポジティブ心理学」を提唱したマーティン・セリグマン教授は、寝る前に「3つのいいこと」を書く方法を考案しました。このことにより、幸福度が高まり不眠が改善するというものです。今回は、この方法にアレンジを加えて、①できたこと、②楽しかったこと、③感謝することに分けて書き出してみましょう。さらに、それぞれの項目に対して、ポジティブな感想を書き込みます。

【期待できる効果】

  • その日が考えていたよりも悪くなかったように思える。
  • 気分が落ち込んでいると、「今日もよいことがなかった」「むだな一日だった」と考えてしまいがち。でも、冷静に振り返ってみれば、できたこと、楽しかったこと、感謝することが何か見つかる。
  • ポジティブな出来事を認識できるようになれば、自然と毎日の幸福度が高まってくる。

とにかく書いてみることが大切です!

岩田キャスターの例

岩田キャスターの3つの良いことの記入例

枠内の下段がその項目に対するポジティブな感想です。

  1. できたこと
    朝、犬の散歩に行けた
    感想:眠気と寒さに勝った!エライ!
  2. 楽しかったこと
    電車でかわいい子(赤ちゃん)に会った
    感想:いやされた
  3. 感謝すること
    メイクさんが上手だった!
    感想:いつもありがとう♡

実際に下記の書き込み用シートを使って書いてみましょう!

書き込み用フォーマット

印刷用シートはこちら

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2022年1月 号に掲載されています。

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